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  • 松井麻実の脱糞晒し刑

     これは罠だった。
     もともと媚びるまでもなく人に優しく明るい性格の麻実は、男子達にモテていた。
     決して美人な顔立ちではなかったが、可愛い表情は男子達を魅了して次々と交際を申し込まれていた。
     そして、社交的な彼女はほとんど例外なく断ることをせずに、交際の申し込みを受け入れていた。
     麻実に悪気は無い。
     しかし、そのことは余計にクラスの女子達を苛立たせ、嫉妬心を煽ることになっていた。
     そのために麻実は、罠に嵌(は)められたのだ。
     麻実は幼い頃から、何度も些細な悪戯をしては淫らな罰を受けていた。
     学習能力が無い訳ではない。
     いや、むしろ学習能力があったために、麻実は淫らな罰の快感を覚えてしまい、ついついまた罰を受けるようなことをしてしまうのだ。
     特に中学2年生の時に授業をサボったために、罰としてクラスメイトの前で強制脱糞させられた時のことは、今でも思い出してはオナニーをしている。
     そんな麻実だったが、高校に入学してからは心機一転して、自分の性癖を治すことにしたのだった。
     いつまでも、いけないことをしては淫らな罰に快感を感じていては、いつかは本当に身を滅ぼしてしまいかねない。
     だから、せめて妄想でオナニーをする程度に留めなくてはと………。
     しかし、今のクラスには中学生時代のクラスメイトがいたのだ。
     そして、クラスの女子たちが麻実への嫉妬で団結してしまったために悲劇は始まった。
     そう、麻実を脅したのだ。
    「言う事を聞かないと、男子達にアンタが変態だって、バラすわよ」
     麻実は必死に懇願して許してもらおうとした。
     そんな麻実に出された条件は、学校の近くのコンビニで万引きをすることだった。
     せっかく新しい高校生活をと思っていた麻実は、うかつにも「それくらいで許してもらえるなら」と思ってしまった。
     勉強はできても、そう言う意味では本当に頭が悪かったのかもしれない。
     麻実は、その日の放課後にすぐにクラスの女子の何人かと、コンビニに向かった。
     お店に入ると女子達はお菓子など持ってレジに向かった。
     レジで店員が忙しいうちに麻実が万引きをする。
     そういう手はずになっていたのだ。
     ドキドキドキドキドキドキドキ………………。
     麻実の心臓の鼓動は早まり、息苦しくさえなっていた。
     ───早く楽になりたい。
     麻実は、指示されていたリップクリームやアクセサリーなどの小物類を次々とスカートのポケットに入れていった。
     そして、足早にお店を出ようとした瞬間、レジで買い物をして店員の気を引いてくれるはずの女子達が一斉に叫んだ。
    「その子、万引きしましたよ!!」
     中年女性の店員が慌ててレジから飛び出して、麻実の後ろから声をかけた。
    「失礼ですが、お客様の持ち物を拝見させていただけますか?」
    「あの………」と麻実の声が上ずる。
    「お客様が、お会計を済まされていないと言われたものですので………」
     麻実は、チラッとみんなの方に救いを求めて視線を走らせた。
     しかし誰もがニヤニヤと、やり取りを見ているだけだ。
    「ちょっと確かめさせていただくだけですから」
    「………べ、別に何も盗っていません………………」
    「ですから、調べさせていただければすぐに分かりますから」
    「でも………」
     すると、見ていた女子の一人が麻実に声をかけた。
    「それじゃ疑われてもしょうがないわよ、松井さん」
     名前を言われてしまった───!
    「この子のこと知ってるの?」
     店員の質問に女子達は、本当に済まなそうな顔と声を作って、
    「ええ、同じクラスなんです、私達。すいません、同じクラスの人が迷惑をかけてしまって………」と答えた。
     麻実は、下を向いて恐怖でブルブルと震えた。
     ───騙された!!
     やっと麻実は、そのことに気が付いた。
     そこへ、中年の男性の声が届いた。
    「どうしたんだ、いったい」
     小太りの少し厳(いか)つい男性が麻実の前に現れた。
    「ああ、オーナーさん。実はこのお客様が………」
    「何かあったのかね?」
    「いえ、ちよっとお買い上げいただいたのかどうか、確認させていただこうと思って」
    「私、万引きなんてしていません」
     麻実は湧き上がってくる涙を堪(こら)えながら必死に訴えた。
     ───ああ、どうして万引きなんかしちゃったの………。私のバカ………。
     麻実は自分のしでかした軽率な判断と行為を悔やんだ。
    「とにかく、こんな所で押し問答しててもしょうがないから、ちょっと事務所の方に来てもらいなさい」とオーナーが言った。
    「そんな……!」
    「じゃあ、このまま警察に来てもらいましょうか?」
     ギクリとして、麻実は顔を上げた。
    「それだけはどうか、やめて下さい。お願いします」
    「じゃあ、奥にいらっしゃい」
     麻実はオーナーに腕を掴まれて、引き立てられる様にして、奥の事務室に連れて行かれた。
     事務所に入ると、麻実は事務椅子に座らさせられて、顔を俯かせた。
    「今、ビデオを見てみるからね」とオーナーが言ったが、麻実の耳には入らなかった。
     事務机の脇のテレビにビデオが映し出され、キュルキュルと巻き戻されていく。
     そして、麻実が商品をポケットに入れている場面が映し出された。
     もはや言い逃れはできない。
     万引きを命じたクラスメイトの事を話しても信じてもらえるか分からないし、そんなことをすれば、学校でどんな目に合わされるか。
    「ポケットに入れたようだね。調べさせてもらうよ」
     オーナーは、俯いたまま黙っている麻実のスカートのポケットに手を入れて、一つづつ商品を取り出して、机の上に並べた。
    「リップクリームにイヤリング。ハンカチとリボン………。マニキュアと………。これで全部かね?」
     麻実は、黙って頷いた。
     しかしオーナーは、
    「鞄の中も見せなさい」と言った。「君、今日が初めてじゃないだろう」
    「いいえ、初めてです」
    「初めての人は、君みたいに何個も盗らないものだよ。せいぜい2~3個だ。正直に言いなさい」
     みんなに言われたとおりの物を次々と盗ったせいだが、それも言えない。
    「本当に初めてなんです」
    「とにかく、鞄も見せなさい」
     ここは、素直に従った方がいい。
     またも麻実は判断を誤った。
     オーナーが麻実の鞄を調べると、お店の商品は出てこなかったが、中学生の頃に受けた淫らな罰の写真が何枚も出てきたのだ。
     その中には、麻実が罰を受ける理由が書かれた張り紙などが写っている物もあった。
     学校から帰る前に、女子達に入れられていたのだ。
    「君は、ずいぶんと素行が悪いんだねぇ。これは見逃すことはできないな」
    「お願いします。許して下さい。どうか、警察だけには………」
    「そうはいかないよ、ちゃんと反省するか分からないじゃないか」
    「お願いします。どうか、どうか………」
     麻実は、我を忘れて床に手をついて土下座した。
    「お願いします。どんな罰でも受けますから、警察だけは、許して下さい」
     とうとう涙が溢れてきて、顔がグシャグシャになってくる。
    「そうだな………。じゃあ、万引きが増えないように見せしめになってもらおうかな」
     オーナーが麻実の髪を引っ張って顔を起こさせた。
    「な、何をすれば………?」

     麻実は着ている物を一度全部脱がされたあとに、セーラー服の上着だけを羽織らされて後ろ手に縛られた。
     上着だけ着せられたのは、学校の制服を身につけることで、見せしめであることを強調するためだ。
     さらにお尻の穴から浣腸を施され、ゴミ袋を足から通して履かせられた。
     その格好で店先に吊るされたあげくに、おマンコには蝋燭を入れられて火を灯されてしまった。
     こうすることで、麻実は大量の大便をゴミ袋の中に垂れ流し、やがては蝋燭の火によってゴミ袋が破れて糞尿をぶちまける事になるのだ。
     当然、その掃除をやらされることになるだろう。
     想像するだけで、麻実は惨めになった。
     しかも壁には、「私はこのお店で万引きをしたバカで悪い子です。二度とこんなことができないように、私の恥ずかしい姿をお見せしますので、私の顔を憶えて、私を見かけましたら、罵って下さい。バカ女子高生 松井麻実」という張り紙までされてしまった。
     その上で、麻実は来店者の一人一人に自分がどれだけ反省をしているか、自分がどれだけバカで恥知らずな女の子かを喋らなければならなかった。
     セーラー服に付けられたピンマイクでお店の中のお客はもちろん、オーナーに聞いてもらわなければならないのだ。
     そして何より辛かったのは、知らない人達ではなく、自分を嵌めて事情を知っているクラスメイトの女子達が男子達までも連れて来て、わざと麻実に話し掛けることだった。
    「あら、麻実。こんな所で何やってるの?」
     麻実は込み上げてくる怒りと悲しみを堪えて、答える。
     今の麻実には、それしか許されないのだ。
    「……こ、このお店で万引きをしたので、反省するために罰を受けています………」
    「あら、万引きなんかしたの。悪い子ねー」
    「それを見つかっちゃうなんて、ほんとバカよねー」
    「クラスの恥だわ」
     そうこうするうちに、麻実の顔が苦悶の表情に変わっていった。
     それを、麻実を貶めようする女子達が見逃すはずが無かった。
    「どうしたの、松井さん」
    「あの………、私の“悪いモノ”を出すために、浣腸を………されています………」
    「へぇ、それが出そうなの」
    「ゴミ袋……の中に出しますので………、どうぞ…みなさんも見て下さい………」
    「そうねぇ、どんなに“悪いモノ”が出るのか興味あるわ」
    「ほら、早く出しなさいよ」
    「……は、はい………」
     本当は、このまま我慢していたい。
     しかし、浣腸を我慢するなんて到底できはしないし、オーナーもこのやり取りを聞いているはずだ。
     麻実は、高まってくる便意に合わせて、お尻の筋肉を緩めた。
     バシャ! ブシャアアアアアア!!と浣腸液と下痢便がゴミ袋の中に溜まっていく。
     それが一呼吸途絶えると、蝋燭を入れられたおマンコから小便がパシャパシャと漏れて、続いてブッと大きいオナラが鳴ると、太い固形の大便が連なってブリブリブリと飛び出してきた。
     止まっては出て、止まっては出てを繰り返し、液状の下痢便の中を固形の大便が渦を巻きながらタポタポと浮いたり沈んだりしてゴミ袋を揺らせた。
     その間、麻実は「早く止まって!」と祈りながら、唇を噛み、目をギュッときつく閉じて恥ずかしさに耐えた。
     そんな麻実の祈りとは関係無しに、お腹に溜まっていた“悪いモノ”を出し切ると、ポトポトと雫がお尻の穴から垂れて、麻実の脱糞は止まった。
    「わぁ、スゴイいっぱい」
    「臭いわねぇ」
    「俺、女の子がウンコするところ、初めて見た」
    「女でも、出すモンは同じなんだな」
     女子達はわざと麻実を辱めるように皮肉たっぷりに、男子達は本当に楽しそうに麻実に容赦無い言葉をかけた。
    「これが麻実の体の中の“悪いモノ”なの? これ、なぁに?」
    「……ウ、ウン…チです」
    「ふ~ん、ウンチなの。汚いわねぇ」
    「…はい………、汚い…です」
    「お礼は?」
    「………え?」
    「あんたの汚いウンチが出るところをわざわざ見てあげたんだから、お礼を言いなさいよ」
    「そうよ、お礼を言わなくちゃ」
     おマンコに差し込まれた蝋燭が、だんだん短くなってきていた。
     早く立ち去ってもらわなければ、もっと惨めなことになる。
     麻実は、大便を出すときには堪えていた涙が溢れてくるのを目頭に感じながら、お礼を口にする。
    「あ…、ありがとうございました」
    「何が『ありがとう』なのか、ちゃんと説明しなさいよ」
    「………わ、私がウンチを……するところを見て…いただき、………ありがとうございます」
    「どんな風に出たウンチを見てもらえてウレシイのか分からないわよ」
    「…ブリブリ……とウンチが出るところ……を見ていただいて、ありがとう………ございました」
    「あれぇ、その前に浣腸液と下痢便が出たはずだけどなぁ」と男子の一人が言った。
     それを受けて他の女子が追い討ちをかける。
    「あんたも本当に頭悪いのねぇ。誠意を込めて、ちゃんとお礼を言いなさいよ。できるだけ詳しくね」
     麻実は恥ずかしさに自我を失いそうになる頭をフル回転させて、お礼の言葉を考えた。
    「……私の体から汚いウンチが、……バシャバシャと下痢便として、また…ブリブリと………塊の大便として…私の………お尻の穴からひり出される……ところを見ていただき、………本当に…ありがとうございました」
    「声が小せぇよ」
    「もっと大きな声で言わないと、聞こえないわよ」
     麻実は目を閉じて、しかし口は大きく開けて叫んだ。
    「私の体から汚いウンチが、バシャバシャと下痢便として、またブリブリと塊の大便として私のお尻の穴からひり出されるところを見ていただき、本当にありがとうございました!!」
     そこまで言った瞬間、とうとう蝋燭の火がゴミ袋に燃え移って、一瞬のうちに溶け出してしまった。
     麻実がひり出した大量の糞尿の重さに絶えきれずに、ゴミ袋が破れて、麻実の下のアスファルトにぶちまけられた。
     あまりに惨めな絶望感に、麻実は声をあげて泣き出し、涙と鼻水で顔がグシャグシャになっていった。
    「うわっ! キッタネぇ!!」
    「危なかったぁ」
     予想はしていたとはいえ、麻実を取り巻いていたクラスメイト達は思わず後ずさりして、アスファルトに跳ねた麻実の糞尿を避(よ)けた。
    「ひっく、……ひっく。うえぇ………。ひっく」と麻実はしゃくりあげて泣いていたが、女子達は容赦しない。
    「あんた、なにすんのよ。危なく私達に、あんたの汚いウンチがかかるところだったじゃない」
     言いがかりである。麻実の意思とは関係無い。
     しかし麻実は泣きじゃくって、
    「ごめんなさい。ごめんなさい」と謝った。
     すでに麻実の心はボロボロになっている。
     もはや強要されなくても、麻実は正常な判断力を失っていた。
    「あら、麻実、アソコ濡らしてるの?」
     女子の一人が、アスファルトにぶちまけられた糞尿を避けながら麻実に近づいて言った。
     確かに、ゴミ袋と一緒に落ちた蝋燭の抜けた麻実のおマンコは、ヌラヌラと夕陽に光っていた。
     理性が吹き飛んで、被虐の血が目覚めたために、体が反応しだしたのだろう。
     中学時代のクラスメイトが、それにつけ込む。
    「人前でウンチを漏らして感じてるなんて、やっぱり麻実って変態なのね」
    「………………」
     麻実は、何も答えずにうめくだけだ。
     いや、頭が回らなくて応える事ができないのだ。
    「ほらっ、なんとか言いなさいよ!」
    「あんた変態なんでしょ!?」
     女子達が剥き出しの麻実の下半身を小突く。
     すると麻実はオウムのように、
    「はい………、変態です……」と言われたとおりに力無く答えた。
    「ウンチをするところを見られて感じたのね?」
    「はい…、感じました………」
    「万引きまでしてウンチをするところを見られたかったんでしょ。あんた、人間のクズね」
    「はい……、人間のクズです………」
    「虐められるのが好きなんでしょ」
    「はい…、虐められるのが好きです………」
    「『もっと虐めて下さい』ってお願いしなさいよ」
    「はい……、もっと虐めて下さい………………」
    「じゃあ、私達の奴隷になるのよ」
    「はい………、奴隷に……なります………」
     そんな女子達の麻実とのやり取りを見ていた男子達も、調子づいて麻実に話し掛け出した。
    「じゃあ、俺達のチンポもしゃぶるんだぞ」
    「はい…、チンポもしゃぶります………」
    「精液も全部飲み干すんだぞ」
    「はい…、精液も………全部飲み干します………」
    「明日から、俺達の精液便所になるんだ」
    「はい……、精液便所になります………………」
    「いつでもマンコを開けよ」
    「はい…、いつでもマンコを……開きます……」
    「お尻の穴も使って奉仕するんだぞ」
    「はい……、お尻の穴も使って………奉仕します……」
     あからさまに麻実とのセックスを楽しもうという男子達に、女子達は改めて嫉妬を抱いた。
     今回の首謀者の女子が麻実に言う。
    「明日、学校に着いたらクラスの一人一人全員に跪(ひざまず)いて、『バカで変態の私は、みんなの奴隷です。好きなように虐めて下さい』って挨拶するのよ。分かったわね、麻実!」
     麻実は頭で考えることなく、
    「はい……、バカで…変態の私……は、みんなの奴隷………です。好きなように………虐めて下さい………」と答えた。
     満足げに麻実を見つめた女子たちは、男子達を連れて、コンビニの前に吊るされた麻実の前から立ち去っていった。
     明日から、麻実の高校奴隷生活が始まる………………。 続きを読む 投稿 ID 630

     

  • 『くノ一物語』第二章 忍び働きの巻 九、磔刑

     お恵の方が広っぱに運び込まれてから、四半刻(30分)が過ぎていた。
     処刑の準備が始められていく。休息というには、あまりにも短い時間であった。
     元よりお恵の方には、休息などない。引き廻しに同行している役人たちが、一息入れるための休憩である。
     磔柱を立てる石台は、奥の方に造られてある。
     地肌が剥き出しの崖に、今日の磔柱が斜めに立て掛けられていた。
     キの字柱である。大の字に架けられるのであろう。
     雑兵たちが磔柱に手を掛けて、地面に横たえた。
    「せめて、脚を閉じてやることはできませぬか?」
     真由は指揮官に、そっと声をかけた。
     同じ女として、無残な最期をとげる惨めさを、少しでも取り除いてやりたいのだろう。
     しかし、返答は冷たいものだった。
    「それはならぬ。落城方の処刑は、大の字磔と決まっておる。それは女とて同じこと。何しろ見せしめじゃからのう」
     指揮官は教え諭すように、静かに言った。
     居丈高な物言いでないのは、真由の功績を認めているからである。
     真由の心情を汲んでやる気持ちがあるのだろう。
     落城の度に処刑がある訳ではない。
     磔の場合、何か意図的な含みを持った見せしめの形になることは、仕方がないのである。
     そんな二人のやり取りを、お恵の方は静かに聞いていた。
     もう歩くこともできないお恵の方は、雑兵たちに担がれて、磔柱の上に運ばれた。
     縄を解かれても、すぐに磔柱に縛りつけられていく。
     お恵の方を架けた磔柱が、垂直に立てられた。
     胸はタスキ掛け、両手両脚を精一杯拡げた大の字磔である。両足のつま先は、手の指と同じ位置にまで張り拡げられて、真っ白い大の字が晒されている。
     大の字の枝分かれした部分にだけ黒い点があり、そのすぐ下が赤黒くなっているのは、こびりついた血の跡であろう。戦国の女の哀れさが滲み出ていた。
     竹筒のハミは外されていたが、お恵の方にはもう、舌を噛み切る気力も失せているに違いない。
     そのまま四半刻が過ぎた。
    「処刑をはじめい!」
     指揮官の合図と共に、槍を持った三人の武将が、磔柱に近づいていく。
     三人は横一列に並んで、それぞれの槍をお恵の方の顔に向けた。
     ハッとして槍の穂先を見つめるお恵の方。
     それでも、もう諦めているからか、静かに顔をそむけるだけだった。
     三本の槍は何度か、顔の前で打ち当てられた。
     カチャン、カチャン。
     三本の穂先が、下へ降ろされたと見えたらすぐに、真ん中の槍が突き入れられた。
     大の字に枝分かれした所、股間にえぐり込まれた。
    「ぎゃあーっ・・・・!」
     怪鳥のような悲鳴が、広っぱ全体に響き渡っていく。
     お恵の方の体のどこに、そんな力が残っていたのかという程、全身を痙攣させて暴れ悶えている。
     それでも、もう逃れる術はない。
     槍が抜かれると、血が流れ出した。流れた血は、磔柱を真っ赤に染めていく。
     すぐに二の槍が左から突きを入れる。乳の下当たりから、肩先へ突き抜ける。
     それから三の槍。左の乳房の下から肩先へ突き抜けた時、絶命したのかガックリとお恵の方の首が垂れた。おそらく心の臓を貫いたのだろう。
     通常の磔では、心の臓を避けて何度も突く。
     今回の武将の槍は、未熟だったのだろう。
     だがお恵の方にとって、その方が良かった。苦しみが少なくてすむ。
     左右の槍は交互に五回ずつ突かれ、最後のとどめの槍が、股間に突き入れられても、お恵の方の体は何の反応も示さなかった。
     血みどろの女体を磔柱に残したまま、処刑は終わった。
     お恵の方は晒されたまま、半刻(一時間)が経過した。
    「何事も起こらなかったか。よし、引き上げじゃ!」
     指揮官の合図に、同行者たちは皆一斉に、帰り仕度を始める。
     そして一向は行列をなして、来た道を静かに引き上げていった。
     当然のように、磔柱はそのままである。
     静寂が戻った広っぱには、真由ひとりが残っていた。乗ってきた馬と台車と共に。
     沈みきっている真由のそばに、どこからか小十郎が現われ声を掛けた。
    「真由、我らの手で葬ってやろう」
    「えっ?」
    「なあに、見て見ぬふりをしてくれるさ。さあ」
     処刑を終えた磔柱は、そのまま野晒しにされるのが通例である。
     小十郎と真由は苦心して磔柱を抜き、お恵の方の体を解放した。
     その磔柱を引きずって、台車に乗せかける。
    「真由、これは燃やそう。俺は林の裏側に墓穴を掘ってくる。お前が火をかけてくれ」
     小十郎は懐の火筒(ほづつ)を、真由に渡して去っていく。
     真由は小枝と枯れ草を集め、磔柱の下に置き、火をつけた。
     始めは小さな炎も、だんだん強くなり、大きな木も燃え始めた。
    「真由、掘ってきたぞ。埋葬してやろう」
     小十郎が戻ってきて、お恵の方の骸(むくろ)を抱き上げた。
     墓穴は、山の反対側に向かう所に掘ってあった。
    「ここなら、誰も来ないだろう」
     穴の横には、墓標となる木も置かれてある。
     お恵の方のなきがらを地中深く埋め、土をかぶせた後、小十郎は墓標を真由に示した。
     太い丸太の表皮が、削り取ってある。
    「さあ」
     小十郎は矢立を取り出し、真由に渡した。
     真由はしばらく考えていたが、墓標に銘を書きこんだ。
        「めぐみの墓」
     ただそれだけの文字だった。
     この方が知らない人には判らない。それに「側室、お恵の方」としてではなく「市井の女、めぐみ」として、葬ってやりたい気持ちもあった。
     墓前には線香はない。真由は花を飾ってやった。早咲きの彼岸花だった。
     二人が広っぱに戻ると、磔柱はもう燃え尽きていた。
     少し燻っている燃えがらに、土をかけて後始末をする。何事もなかったように。
    「さあ、それでは俺たちも戻ろうか」
    「はい、何も起きませんでしたね」
     二人は馬を挽きながら広っぱを出て、坂道を下っていく。
     だが、この一部始終を見ていた男がいた。
     刑場の奥の林の中に、一人潜んでいたのはお恵の方の実の兄、村瀬勘十郎であった。
     妹を助けてやることもできず、「せめて埋葬だけでも」と思っていたのだろう。
     勘十郎は、去っていく二人の後ろ姿に、そっと頭を下げていた。
     小十郎と真由は、坂を下りきり平地に出た。
    「真由、馬に乗れ。俺が挽いてやる」
    「えっ? でも・・・」
    「遠慮するな、その方が気分も落ちつく」
     小十郎は、真由の体を馬の上に押し上げた。
     真由は両脚を揃えて、チョコンと打ち乗り(横乗り)になった。
    「何だ、その乗り方は」
    「だって・・・」
     今日はいつもの着物姿ではないのだか、二人きりだとやはり跨るのは羞ずかしいのだろう。
     普段の陽気な真由なら、ここで照れ隠しに饒舌になるのだが、今は口数も少なく表情も硬い。
     心なしか哀しげな表情であった。
     小十郎がふり返ると、夕暮れが、今降りてきた山を浮かび上がらせ、茜色が空一面を染めていた。
    (真由には、この仕事は無理なのかも・・・)
     小十郎は何も語らず、静かに進んでいく。
     長く延びた自分たちの影を、踏みしめるように。
     トボトボと・・・。

    第二章、終
     

  • 『女王国惨刑譚』…その1

     西洋のような東洋のような国の、中世の物語。
     トルファン国の女王メイリンは父王の急逝により一八歳で王位を継承し、よく国を治めその治世は評判がよかった。
     絶世の美貌と知性を兼ね備え、三七歳の現在でも全く容姿は衰えずその気貴さは近隣諸国にまで鳴り響いていた。
     しかし、メイリンの声望と容姿に嫉妬した隣国クリタールの王妃アイラは、かねてより領土に野心を抱いていた国王メネス二世をそそのかして、才色兼備の女王を徹底的に蹂躙し抹殺するべく軍をトルファンに攻め込ませた。
     メイリン女王の方針により平和外交主義であったトルファンは、突然の侵攻と軍縮政策に不満を抱き内通していたギジエ将軍の寝返りもあって、ろくな反撃もできないままにメイリンの夫のハリバトラ公と長男のトゥルイ太子は戦死し、軍は瞬く間に崩壊した。
     城から落ち延びたメイリンは、28歳になる妹のメイファ公妃と娘ランラン王女と共に侍女たちに付き添われ友好国トランへ逃げ込もうとするが、国境に後わずか1キロ足らずのところで、無念にも捕えられてしまった。
     主従一行にこの先、屈辱に満ちた悲惨な最後が待っているであろう事は、侍女たちにですら容易に理解できる。
    「女王様、公妃様、王女様、そして皆様これでお暇を戴き、私は一足お先にあちらで待っております。」
     侍女の一人シーラが持っていた短刀で喉を突き倒れた。
     シーラはトラン王族の傍流の息女で、縁あって二年前よりトルファン王家の侍女となっていたのだ。
     それ故、侵攻軍に申し出さえすれば陵辱・処刑を逃れトラン国に送還して貰える筈ではあったが、優しかったメイリンや仲間の侍女達がこれから受けるであろう屈辱の死を想いやり、自分一人のみが助かることを潔しとせず自決したのであった。
    「シーラ!あなた迄。」
    「シーラァ、シーラァ。」
     侍女たちは女王に殉じ自害したシーラを悼んだが、同時にどこか羨ましくもあった。
     何故なら、トルファン王家が祠祭する宗教はその教義で自殺を禁じており、当然いかなる事態になろうとも、その頂点に立つメイリン達王族や巫女の性格をも併せ持つトルファン生粋の侍女たちに自害ができるはずもない。
     
     追捕使達は王妃の命令に従い、一行の衣服を全てはぎ取り、見せしめに引き回す為の台車に拘束した。
     台車の先頭には、副侍女長のシュウミンとシュンランが頭を前に四つん這いにされ、床板に打ち付けられた皮枷で腕と下腿を床面にぴったりと固定された。
     しなやかな肢体を持つ二人が、尻をやや持ち上げて並び這いつくばっている様は、あたかも後ろに控える女王を守護する為に雌豹か何かが伏せているかのような錯覚さえもたらす。
     台車の中央には、宮殿から運び出した王家の権威の象徴である豪奢な玉座が設えられ、その背板には無礼にも白木の横棒を釘で打ち付けてある。
     女王メイリンはやや開脚した状態で座らされ、打ち付けられた横棒に両腕を広げて括られ、両足は左右の椅子の足に固縛された。
     さらには王家を侮辱するため、メイリンの優美な頭に略装用のティアラを、そして気品のある胸には女王位を示す首飾りを身につけさせられた。
     このような辱めにもメイリンは毅然とした表情で女王としての矜持を保っているが、ティアラと首飾りの輝きが全裸で晒されるよりも、むしろ一層の哀れさを醸し出している。
     台車の後部の左右には、白木で作られた十字架が進行方向に対して横向きに並べて立てられ、右側にはメイファが、左にはランランが背を向け合って高々と磔にされた。
     両手は手首と肘を縄で横木に固定され、胸は乳房をくびり出すように襷掛けに縄で縛りつけられ、足首は一纏めに縦木に括られた。
     肉体的に痛めつけるのではなく引き回して辱めることが目的のため、足下には足台が附けれてあり、体重を支えることが出来るが、長時間この姿勢で縛り付けられるのが非常な苦痛であることは云うまでもない。
     が、それよりも沿道に群がる民衆に裸体をさらけ出す羞恥と屈辱による精神的苦痛が、宮殿の奥深くで育った二人にとっては死ぬほど辛い責めとなる。
     その十字架の二本の柱の間の床には50cm程の柱が一本立てられ、メイファの幼なじみで侍女長のアンリが後ろ向けに蟹縛りの状態で縛りつけられている。
     ランランが架けられている左の柱の付け根にアンリの右手首と右足首が一纏めに括りつけられ、左手足は同様に右の柱に括られ、性器ばかりか肛門さえ迄もむき出しの、女として最も恥ずかしい格好で晒された。
     そして口を半開きにさせられ、まるで「はみ」の様に縄が掛けられ、頭部を柱に縛られ上体が動かせぬよう固定された。
     そんな悲惨な格好の侍女長にあたかも引率されるが如く、台車の後方には後ろ手に縛られた全裸の侍女の一群が、数珠繋ぎになって歩きながら引き立てられている。
     侍女たちは正面に視線を上げれば、優しく温厚な侍女長の恥ずかしい姿が目に映るため皆が伏し目がちに、そして女王達のこの先の運命を想い嘆き泣きながら歩いている。
     この恥辱のパレードは街道を城に向かって20数キロも延々と強制され、城下の町に入ってからも全ての大通りを練り歩くように巡行させられた。
     民衆は裏切り者のギジエ将軍の流した「女王とその側近が軍備を怠ったため戦火を引き起こし国が滅びたのだ。」とか「メイファ公妃の贅沢が(実際には清楚な暮らしだったにもかかわらず)軍事費を削ったのだ。」等との卑劣な流言に惑わされていた。
     そのせいで沿道で跪き手を合わせている敬虔な信徒と忠民も少なくはなかったが、大多数の民は今までの豊かな平和がメイリンの徳政のおかげであったことも忘れ、恥辱に晒された女王達に好奇のまなざしを投げかけている。
    ──────────────────────────────
     城内でメイリン達三人は、進駐してきたメネス二世と王妃アイラの前に引き出された。
    「これはこれは陛下、相変わらずお美しいですな。」
     メイリンは黙して答えない。
    「無礼な控えなさい」
     姉をかばってメイファが気丈に叫んだ。
    「おや、まだ自分たちの立場が分かっていないようね。まず徹底的に嬲ってからあなた方それぞれにふさわしい方法で、それも死ぬほど恥ずかしい方法で処刑してあげ・・・。あっ、死ぬほどと云っても死んじゃうのよね。ホホホホホホ。」
     主従を待っていたのは、嵐のような陵辱であった。処女のランランを除きメイリンとメイファは隣国軍幹部たちによって、そして侍女たちは兵士たちにぼろ布のように一晩中、何度も何度も犯され続けた。
     翌朝、城門前の広場で民衆が見物する中、アイラ王妃の考案した残虐な処刑が始まった。
     まず最初は侍女たち一群の処刑で絞首刑だった。
     二十数人が一列で城壁の下に、一晩中嬲られた痛々しい裸体のまま後ろ手に縄を掛けられ引き出された。
     侍女たちの首に縄が掛けられると、後ろ手のいましめは解かれたが、自由になった手で首縄を解こうと試みても強固に結ばれておりびくともしない。
     恐怖で泣き叫ぶ者もいれば、覚悟したのか縄を解こうともせず逍遥と手を合わせて祈っている侍女もいる。
     侍女は18歳から22歳までの処女から選ばれるため、彼女はあるいは操を汚されたことから、むしろ死を望んでいるのでもあろうか。
     合図とともに彼女たちは一斉に、そして徐々に城壁に引き上げられた。
     同じ絞首刑でも台から突き落とされる方法は頸椎が折れて即死するが、このやり方だと苦しむ時間が長い。
     侍女たちは引き上げられるにしたがって、つま先立ちになり両手を首の縄に掛け必死で振りほどこうとしていたが、程なく足が宙に浮いた。
     苦悶の表情で足をバタバタさせながら首縄に手を掛けもがいていたが、やがて一人また一人と力つき、腕がだらりと力無く垂れ下がった。
     口から舌を出し手足が時々痙攣していたが、ついに息が絶え、大小便を垂れ流したまま城壁の中程でゆらゆら揺れていた。
     共に25歳になる副侍女長の二人は釜煎りの刑だった。
     広場には、高さ2メートル、直径2メートル半はある大釜が置かれ、その中には熱湯がグラグラと沸き立っている。
     淑やかなシュウミンは、後ろ手と乳房の上下を一纏めに縄で縛られ、高さ6,7メートルはある門型に組まれた木枠に滑車で吊された。
     ちなみにこの木枠はメイファ、ランラン、メイリンの処刑台としても使われることになる。
     シュウミンを吊した木枠は、大勢の兵士によって大釜の上に移動させられた。
    「いやぁ、こんなのひどすぎるわ。やめて!やめて!。お願い」
     必死で懇願するが聞き入れられるはずもない。
    「おろせ!」
     執行官が冷徹に言い放つと兵士は滑車に通った綱をゆっくりと伸ばし始めた。
    「やめて!やめて!あっ、あっ。助けて」
     シュウミンは体をよじらせ悶えるが、徐々にしかし確実に沸き立つ液面へ降ろされてきた。
    「きゃ!」
     沸き立った飛沫がつま先にかかった。
     シュウミンは無我夢中で両足を曲げ熱湯から逃れた。
    「熱い、熱い。あっ、あっ、あっ。」
    しかし、更に降ろされると今度は太股をお腹にくっつけるより仕方なくなった。
    当然シュウミンの秘部が丸見えとなる。
    「おっ!大事なところが丸見えだぜ。」
     兵士がからかうがシュウミンの耳にはもう何も聞こえていない。
     さらに降ろされ蒸気がモウモウとシュウミンの顔の周りにわきたち息苦しくなってきた。
    「はあ、はあ。・・・ひっ!熱っ、熱い、。」
     沸き立つ飛沫がシュウミンの白く透き通るような尻にかかり、真っ赤な痣を作った。
    「えっ、えっ、えっ。」
     沸き立つ液面まで後数センチになり、ついにシュウミンは泣き出した。
     胸縄と後ろ手の緊縛で吊されているため、シュウミンの体は当然前傾になっている。
     その状態で太股を屈曲させているので、お尻が後ろへと突き出されたような格好となり、女陰が一番下に来てしまっている。
    「やめてぇ、お願い!あっ、あっ、漬かっちゃう。お願い、ああぁぁっ」
     じゃぶっ!
    「きゃあぁぁぁぁーー。あぁぁ。」
     ついにシュウミンの秘部が熱湯へ浸かった。
     おそらくは可愛らしい陰核も陰晨も瞬く間に茹で上がったであろう。
    「ぐっ、うぅぅぅぅぅぅ。」
     激痛に耐えていたが尻の半分ぐらいまで浸かったとき、足を引きつけていた力がついに尽き、バシャンと両足も熱湯に落ち込んだ。
    「ぎいぃぃぃぃぃーーー。」
     熱湯中で足をバタつかせるが、シュウミンの臍あたりまで降ろされ浸かった頃には、筋肉が拘縮して動かなくなってしまった。
    「・・・・・・・・・・・・。」
     乳房が漬かる寸前にがくんと首を垂れシュウミンは白目をむき、意識を失った。
     そして乳首が浸かる頃には、心臓もその負荷に耐えかねてついに停止しシュウミンは息絶えた。
    肩近く迄釜に漬かったところで、茹で殺されたシュウミンの体が引き上げられた。
    熱で変性した筋肉の拘縮でカエルの下肢のように曲がった異様な死体が、城壁に侍女たちと一緒に晒された。
     
     女王の護衛担当で格闘技にも長けた気の強い副侍女長のシュンランは、胸縄・後ろ手に縛られているにもかかわらず足で蹴り、暴れて抵抗するのでなかなか縄が掛けられない。
    「面倒だ。そいつは片足だけで良いぞ。」
     兵士がタックルしてシュンランが倒れたところを押さえつけられ、左足首に素早く縄を掛けられた。
     そして左足一本での逆さ吊りで滑車に引き上げられた。
     こうなっては自慢の蹴りも全く役に立たないが、それでもなお上体を曲げて暴れるので、さらに足首と後ろ手のいましめを背中側から別の縄で連結されてしまった。
     これでシュンランは上体を前に屈曲させることも出来なくなってしまった。
    「ちくしょう!貴様らみんな呪い殺してやる。」
     大釜の上から精一杯の恨みの叫びが広場に響く。
    「ちくしょう、ちくしょう!」
     自由な右足をバタつかせるが、徐々に煮えたぎった釜が近づいてくる。
     ごほっ、ごほっ!蒸気でむせり咳き込んでしまう。
     もう液面まで30センチ程しかない。
    「くそぉ、ちくしょう。こんな、こんな目に。何で」
     頬に沸き立った飛沫がかかる。
    「つっう。」
     背中の縄があるため前に上体を曲げ逃れることが出来ないので背中側へ海老反る他はない。
    体を揺すって抵抗の意志を示すが無論何の効果があるはずもなかった。
    が、揺すられた拍子に、後ろに縛られ手首から先しか動かない不自由な手が背中の縄を偶然掴んだ。
    シュンランは手で夢中でたぐり寄せ、この辛い姿勢を維持するだけでなく、60度に近いかと思われるほどまで背を反らせた。
     しかしそれも所詮は虚しい努力でしかない。
     液面は更に近づき、首を一杯に上げ頭部は逃れてはいたが、ついにシュンランの豊満な乳房自身の重みで垂れ下がった乳首が熱湯に晒された。
    「ぎゃあ、熱い。や、やだぁぁぁ!」
    瞬間的に更に背を反らし震えながら数秒耐えた。
    が、それがシュンランの限界だった。
     バシャン!
     力を失ったシュンランの上体は胸まで一気に釜へ真っ逆様に落ち込んだ。
     (ぎゃああああああぁぁぁ!!!!)
     ゴボゴボゴボ!
     たまらず熱湯中で思わず叫んだシュンランの喉を、そして気道を、煮えたぎった湯が逆流し灼き尽くす。
     釜の外では、シュンランの右足が空中を蹴り上げるように動いている。
     空気を求め反射的に吸い込んだ熱湯は、既に灼けただれた気道から流れ込み肺をも犯す。
     もはやシュンランに意識はない。
     臍あたりまで漬かったときには、しなやかな右足は最早動きを止め、トの字のようにだらりとたれて時々痙攣している。
     窒息したのが先であろうか、脳が熱で変性したのが先か、あるいは心臓が耐えられなくなったのか?
     もっとも、どれにしても大差はないが・・・・、ただシュウミンの場合より苦しむ時間が短かったのが、唯一の救いだったかもしれない。
     吊した左足の膝まで漬け込まれた後引き上げられ、仲の良かったシュウミンの隣にそのまま吊された。
     
     侍女長アンリは縄で木製の城門に大の字に張り付けられ弓の的にされた。
     最初の矢は左下腹部に当たった。
     その瞬間、彼女は何が起きたか信じられないように一瞬唖然とした。
     下を見て矢が刺さっているのを見たと同時に激痛が走り、叫んだ。
    「ぎゃああっ」
     次の瞬間二の矢が右の乳房に突き立った。
    「ぐっ」
     第三の矢は恥骨を打ち砕き性器をえぐり取った。
     アンリは苦悶の表情でもだえていたがそれを楽しむかのように次の矢は暫くこなかった。
    「ぎいい、痛い、痛い、速く殺してぇぇ、ぐうう」
     四本目は左肩だった。
    「ひいぃ」
     体を揺するが板に矢で縫いつけられているため、手足が多少動くにすぎない。
     あまりの痛さにぎゃあぎゃあ泣き叫んでいたが、いずれも致命傷でないため、まさに生き地獄であった。
     10分程経って叫び声もかすれ始めた頃、ようやく次の矢が飛来し、アンリの細い首に刺さった。
     もはや叫び声にもならず、喉からひゅーっと空気の漏れるような音がしただけだった。
     アンリは白目をむき、そしてごぼっと血を吐いた。
     手足の最後の動きもやや弱まった頃、一斉に何十本の矢が放たれ、アンリの裸体はハリネズミのようになり、ようやく苦痛から永遠に逃れることが出来た。
     手足のロープが切り離されたが、下に落ちることなくアンリは大の字のまま城門に縫いつけられたままであった。
     メイファは侍女達の惨たらしい死を見せられ、完全に脅えていた。
    「お願いです。助けてください。死にたくないの。」
    「王家の者がそんなことでどうするの、しっかりなさい」
     メイリンは叱責したがメイファはもう半狂乱だった。
    「王家のものを生かしておいたら反乱分子の絶好の拠り所となってしまうではないか」
    「例え奴隷になっても構いません。どうか命だけは助けてください」
    「だめだ」
    「いやぁ。死にたくない、いや!お願い、いやぁ。」
    メイファは門型に組まれた縦横3m四方の木枠=処刑具に手を開かされ、鎖付の革製手枷でY字型に宙吊りにされた。
    次に両足の膝の少し上の部分にも枷がはめられ、両方の太股を左右に極限まで引っ張り上げられ、陰部をさらけ出され、YとM字組み合わせたような屈辱的な姿勢で固定された。
     メイファの手足は、体を揺することも儘ならないほど強力に引っ張られ、首と下腿だけが自由に動かせる程度だった。
     メイファの吊られた処刑具は6、7メートルもの高さの木枠(シュウミン達が吊り下げられ釜煎りにされたもの)の柱にに刻まれたレールに沿って縄で徐々に持ち上げられ、上端で固定された。
     メイファの裸体はこれ以上ないほどの恥ずかしい格好で広げられた状態で、空中に高々と晒されてしまった。
     将軍が合図をすると、呆然としているメイファの下に、2m程の高さの三角木馬のような構造物が引き出されてきた。
     メイファが不安に駆られ凝視すると、それには刃渡り3m刃幅1mはあろうかと思われる巨大な刃物が取り付けられていた。
     鋭利な光を放つ分厚い刃はメイファの開かされた裸体の中心に、そして直角に設置された。
     その光景を、そして処刑具と木枠の構造を見たメイファは、それが何を意味するのかを嫌でも悟らなければならなかった
    「いやー、お願い助けて。恐い、恐いの。死にたくない。こんな酷いことはやめて、お願いだから」
     下腿をバタつかせて必死になって動かすが、たわわな乳房を揺らし、さらけ出された秘処をくねらせただけで、単に兵士たちの目を楽しませたにしかすぎなかった。
    「おいおい、あんまり暴れると吊している縄が切れて、真っ二つになるのが早まるだけだぞ」
     メイファはびっくとし、あまりの恐怖に体を揺するのをやめた。
    「お願いです。降ろしてください。何でもしますから、ど、奴隷になって一生お仕えいたしますからどうか助けてください」
    「ああ、おろしてやるよ」
    「えっ、ほ、本当ですか?」
    「ただし、真っ二つでな」
    「ひぃー、いやぁ。やめてぇ」
     どどどどどどっと太鼓の連打が始まった。
    「メイファ公妃、さ・よ・う・な・ら。」
    「ま、待ってお願い」
    「やれ」
     執行人がロープを断ち切るべく斧を振りかざした。
    「ひぃーお願いぃ、やめ・・・」
     メイファの言葉は死への落下で虚しく途切れた。
     がくん!
    「きゃ!」
     突然落下が止まった。
     メイファは何がどうなったのか全く判らないが、宙吊りのまま恐怖で体の震えが止まらない。
    恐る恐る下を見るが、まだ死の木馬まで50センチ程の高さが残っている。
    どうやらもう一本の縄が残っており、それが処刑具の落下を止めた原因だった。
    「どうだ死ぬ気分は、助けて欲しいか」
    「お、お願いです。何でもしますからどうか助けてください」
     メイファはそう答えたつもりだったが恐怖と震えでまともな言葉にはなっていなかった。
    「巻き上げてやれ」
     上昇とともにメイファは助かったと安堵し、思わず失禁してしまった。
     始めはちょろちょろと出て「シャーっ」っと放物線を描いてたれ流した。
    「わははは」
    「お姫様の放尿だ」
     兵士たちが嘲笑と馬声を浴びせるが、もはやメイファの耳には入っていない。
     少し余裕が出てあたりを見回した。
     兵士たちの野卑た目が自分に注がれているのに気づいたが、もうどうでもよかった。
     ・・・とにかく助かるんだわ。
     処刑具は一番上まで巻き上げられ、同時に生への歓びがメイファにわき上がってきた。
    「あ、ありがとうございます。例え奴隷となっても一生・・・・」
     メイファが恭順の言葉を口にしたその時、将軍がにやりとして右手を挙げた。
     メイファは瞬時に自分が騙されたことを知った。
     その瞬間、以前の数倍の恐怖が走った。
    「きゃああぁぁ」
     メイファは永遠に続くとも思える死の落下を感じた。
     ざん!
     股間に何か刺激を感じ、彼女の目に巨大な刃が映った様な気がした。
     次の瞬間メイファの均整の取れた美しかった裸体は2つの肉塊と化し、処刑具の左右にぶらさがり揺れていた。
     おそらく二つに切断されてから一瞬、痛みが襲ったであろう。
     しかしそのすぐ後には永遠の無痛。
     メイファの両半身は鎖で繋がれた手と太股の鎖とで吊られているため、斜めになりぶらぶらと内臓を垂らせて大きく揺れている。
     その揺れにつられ、緊張を失った下腿は「く」の字に折れ曲がり、屈伸をするかの如く地面をさして動いていた。
     そしてその美しい首は、恐怖に歪んだ表情のまま、下顎の一部を切り取られただけで右の半身に付いており、力無く斜め下に垂れている。
     刃は開かれた股間を正確に真っ二つに切り裂いた。
     が、下腹の内臓を切断されつつ落下したメイファの肉体は、胸骨のあたりで少し左にずれはじめたのであろう。
     そして、頚椎のやや左まで切り裂かれ、刃が頭蓋骨の下縁と下顎にあたった時に、その衝撃で首が右に跳ね上がった結果であろう。
     メイリンは目を思わず伏せた。
     自害が禁じられている信仰が恨めしくも思われた。
     次は王女ランランの処刑であったが、メイリンは自身の処刑の準備のために城の中に引き込まれた。
     聖処女として育てられた王女ランランは、その美しくもあどけない顔を蒼白にし半ば放心状態で、メイファが切り裂かれた処刑台前に裸で引き出された。
     しかし、ランランに用意された処刑具はメイファの時とは違い、木枠の中に取り付けられた椅子のようなものであった。背もたれの部分の上部に、首と手を入れる孔のあいた板状の枷が取り付けられている。
     また座板のちょうどお尻の部分には、丸い15㎝ほどの丸穴が穿たれていた。
     ランランはそこに腰かけさされ、上部についている板に開けられた半円形の穴に首と両手首を入れられ蝶番で繋がれた枷が閉じられた。
     そして頭は天を仰ぐように首を斜め後ろに曲げられて、食道と口が一直線になるようバンドで固縛された。
     次に兵士に両足を掴まれ、無惨に開脚され太股を椅子の横に皮のベルトで固定され、さらに上体が動かぬよう背板ごと胸を縄で縛られた。
     未成熟な乳房がぎゅっと絞り上げられたとき、ランランは少し身をよじったが、終始全くと言っていいほど、この無礼に抗うことはなかった。
     早くにやむおえず女王として即位し内政、外交と司らなければならなかった母のメイリンとは違って、王家の長女本来の役割、祭司としての教育を宮廷奥深くで受けて育ったランランには、抵抗等という概念そのものが無いのであろう。
     ランランの前に引き出された物はメイファの時の刃ではなく、二メートルほどの鋭くとがった槍、いや串とでも言うべき鉄の棒であった。
     世俗と乖離して育ったランランは、自分の最後がまさかそれで串刺しになるとは想像もつかない。
     将軍が合図を送り、処刑具がメイファの時と同じく巻き上げられた。
    上向きに頭を固定されているので下が見えず、漠然とした恐怖に体が震え始めた。
     頭が後屈しているため口が半開きになっていなかったら、歯ががちがちと鳴ったであろう。
     下では槍が所定の位置に正確に取り付けられた。
     太鼓の連打が聞こえ、王妃が合図した。
     執行人がロープを斧で断ち切った。
     だーん
     処刑具が落下し美少女の串刺しが完成した。
     椅子の穴を通じて突き出た槍が、聖処女ランランの未通の陰部を貫いた。
     ランランの秘部から刺入した槍は内蔵、食道を貫き、その先端が残虐なアイラ王妃の目的通り口から一メートルぐらい突き出ていた。
     しかし即死に至るような傷ではないため、その状態でランランはもがき苦しんでいた。
     手枷に固定された手を震わせ、唯一自由な膝から下の足をばたつかせもがいている。
     そのたびにまだ成熟しきっていない乳房が揺れるのが印象的だった。
     太い槍が食道を貫いているため声も出せず、槍の飛び出た口からごぼっと血が溢れ出た。
     その後五分ぐらいもがいていたが、徐々にその動きはか弱くなり、最後に足を跳ね上げた後ブルブルッと痙攣しランランの十六年のはかない生涯は閉じられた。
     その頃、城内に引き立てられた女王メイリンは、裸で後ろ手に縛られ乳房を絞り出すように胸縄を掛けられ、寝返ったギジエ将軍から最後の陵辱を受けていた。
    「恥を知りなさい裏切り者、私の心までを犯すことはできませんよ。」
     あまりの悔しさに最初は感じまいとしていたメイリンも、その動きにつれ徐々に高まってきていた。
    「はっ、あう。は、ああ。」
     しかし、心をぐっと閉ざし、ついに性感を封じ込め耐えた。
     ギジエはそんなことにはお構いなく動きを早め、メイリンの中に精液を吐き出した。
    「ふう、メイリン陛下、あの世の土産にたっぷり出しておいて差し上げましたからね。」
     メイリンは全裸のままで後ろ手に縛られ処刑の準備に引き立てられた。
     処刑具は、ベッドのような台で端から50cmあたりの処に枷となる板がついており、中央にやや大きめの半円形の切り込みがある。
     そしてそのすぐ左右に一つ、大きく離れたところにさらに一つづつ、都合五つの半円形の切り込みが設けられている。
     兵士たちがメイリンを処刑具に運び、優美な手足を掴み枕板の中央の切り込みに首を載せ、仰向けに寝かせた。
     両手はいましめが解かれたものの、すぐ兵士たちによって首の隣の切り込みに押さえつけられた。
     そしてあろうことか、兵士たちはメイリンの両足を掴むと、枷の一番外側の切り込みに足首をのせようとした。
    「ひい、無礼な!やめなさい。この恥知らず。」
     体を揺すって抵抗はしたものの所詮かなうわけもなく、優美な肢体をV字型に大きく開かされ、陵辱の痕も生々しい陰部が露わにさらけ出された。
     ついに枷板の上部が固定され、この屈辱的な格好のままメイリンは拘束されてしまった。
    「あんまりです、このような仕打ちは、早く私を殺しなさい。」
    「これがトルファン国のあの高貴な女王様のおまんこか。」
    「おっ、閣下の精液が溢れてるぜ。」
     兵士たちは卑わいな言葉と視線を浴びせながら、メイリンの陰部に淫靡な指使いで媚薬を塗り始めた。
    「は、はう。いや、やめなさい。」
     しばらくするとメイリンは、さっき犯されても感じることのなかった性器が、形容しがたい快感を呼んでいることに気づき愕然とした。
     次にピンと起った乳首に細い絹糸が巻き付けられた。それは引くと輪が縮まる結び方になっており、軽く引き絞られた。
    「ひっ!」
     メイリンはその刺激、痛くもあるがツンと痺れるような甘美さに思わず声を上げてしまった。
     兵士たちは糸で乳首を様々な方向へ引っ張り均整の採れた乳房を変形させ弄んでいる。
     執行係は余録とばかりにメイリンのクリトリスを舐めまわした。
    「あ、ああん、なにをするの、はああ、い、いや。」
     さっき中に出された精液と媚薬によって溢れ始めた愛液で、メイリンの秘部はぐちょぐちょになってしまった。
     処刑人はメイリンの腕ほどもある、そしてカリの部分が異様なまで大きく張りだした淫具を取り出した。
     それは、一つには女性の感じる急所を刺激するためであったが、
     もう一つには挿入したまま死んでも、遺体から淫具が抜けないための「戻し」でもあった。
     将軍は人気の高かった女王を徹底的に辱め、過去の権威を徹底的に破壊し貶めることが目的だった。
     処刑人はメイリンのたぎった陰部にそれを挿入した。
     巨大な張り型がメイリンの中に入るにしたがってじゅぶじゅぶと精液が溢れ逆流してきた。
    「うっ、あ、あ、ああぁぁぁ。」
     メイリンは巨大な淫具で貫かれ体中が張り裂けるような錯覚にとらわれたが、痛みはなく媚薬のせいで形容しがたい快感がこみ上げてきた。
    「くっ、ああ。」
    「はう、ああん、いいいい。」
    「はああ、い、いや、ああ。」
     このままでは絶頂に追い上げられることは明らかだった。
    「いい、いく。だ、だめ。い、いっちゃ」
     そのとき突然淫具の動きが止まった。
    「はあ、あ、はあ、ううう。」
     メイリンの腰はあたかも続きを望んでいるかのごとく不自由な体勢なりに動いている。
     再び挿入されると無意識のうちに自ら腰を振っていた。
    「ああん、いい、はあ、はあ、いい、ああん、いい。」
     しかしまた上りつめる寸前で中断された。そしてこれが何度となく繰り返された。
     媚薬のせいもありメイリンにもはや気高い女王のプライドも威厳もなかった。
     そしてこの状態のままメイリンは広場に引き出された。
    見物人たちは気貴い女王の無惨な姿に固唾をのんだ。
    その間も処刑人はメイリンの中に挿入した淫具を操り続けている。
    メイリンのあられのない声が広場に響く。
    「ひいー、や、やめないで、あ、ああ、はああ」
     広場の木枠には先刻メイファを真っ二つに切り裂いた巨大な刃が、今度は逆にちょうど後世のギロチンのように高くロープで吊されており、その柱の下にメイリンの処刑台が固定された。
     そして乳首を結んだ絹糸の端が処刑台の柱の上方を通して刃に括られた。
     これで、刃が落ちると同時に乳首を結んだ絹糸の輪が瞬間的に縮まりながら、乳首を上に引っ張り上げることになる。
     勿論その結果は・・。
     天高く見える巨大な刃を見たメイリンは、すべてを悟り諦めた。
     もうこれで楽になれるんだわ、やっと死ねる。
     メイファとランランのところへいける。
     そう思ったメイリンにはかつての王国の復興や民たちの視線も最早どうでもよいことであった。
    「いい、いい、ひい、いいいぃ。」
     そうふっきれたことでメイリンの快感はますます増してきた。
     処刑人がまた肉責めを中断するとメイリンは「もっと、。はっ、早く入れて、お願いいかせて。早く殺して」見物している民衆たちはあの高貴で優美な女王が、まるで娼婦か性奴隷のような狂態を晒していることに失望した。
    「くう、いいい。ああん、いく、いく。」
    ついにメイリンに最後の絶頂が訪れた。
    「いいい、ああいく、はあ、いくっ、いくっ。い、いくぅ、ぐっ、ぐ、くううう…。」
     だーん!
     その瞬間刃が落下し、恍惚状態のメイリンの首と手足の首を一気に切断した。
     同時に瞬間的に絹糸の輪が引き絞られ、メイリンの乳首がちぎれ飛んだ。
     足首のなくなった下肢は、バーンとバネを巻き戻すように処刑台に血をまき散らしつつ叩きつけられ、台上で人の字になり一瞬ぴくぴくと痙攣した後、開かれた股間から小水がほとばしり出た。
     旧王家の権威を落とす為と確実に王族が絶えたことを知らしめるために、メイファの首と遺体が広場に晒された。
     恍惚の表情の美しい首、そしてその横に両手首と足首も添えられ、高さ1m程の台の上に整然と並べられている。
     その隣に立てられた板には、すべての首という首の無くなったメイリンの裸体が、大の字に釘で打ち付けられていた。
     その開かれた股間の媚肉には、痛ましくも極太の淫具が抜け落ちずに刺さったままであった。
     ~fine~