今年、高2になった私「友紀恵」は、朝、いつものように目覚ましの鳴る音で目を覚ました。
まだ、眠い目をこすりながら、ベットから抜け出し、窓の方へと歩いて行き、そして、カーテンを開けると、夏の強い朝日が室内を照らし出し、私は思わず目をつむった。
「ん~・・・、今日もいい天気だね。」と、意味もなく出窓に置いてある観葉植物に向かって声を掛ける・・・。
当然、返事が来ないことは解っているので、そのままベットを直し、部屋から出てリビングへと向かった。
リビングに行くと、キッチンの方から母が朝食の支度をしながら
「おはよう。コーヒー飲む?」と、声を掛けてきた。
私は、コーヒーはあまり好きではないのだけど、朝は目を覚ます意味でも少しだけ飲んでいる。
「あ、私自分でやるからいいよ。」と、返事をして既にピッチャーに入っているコーヒーを自分のカップに注いだ。
コーヒーを一口だけ飲んで、そのまま冷蔵庫へと向かった・・・。
私の家のコーヒーは、かなり濃い・・・。
これは、父と母の習慣らしいのだが、私には少しきついので、いつも牛乳を入れて飲んでいる。
兄は、濃いコーヒーになれてしまっているらしいが、私はまだブラックで飲むのは無理があるようだ・・・。
コーヒーに牛乳を混ぜてから、コーヒーを飲んだ。
まだ、母しか起きていなかったので、私は玄関に行き新聞を取ってきてから、もう一度部屋に戻った。
そして、着替えをもって脱衣場へ向かった。
脱衣場へ行って、服を脱ぐとそのままシャワーを浴びるために、バスルームへと入った。
シャワーを浴びて、汗を流した後、普通ならすぐにバスルームからでるのだろうが、最近の私は何か変だ・・・。
自分のアナルに指を入れたり、乳首を洗濯ばさみで挟んでみたり・・・。
多分、普通の人がやらないことをやってしまっている・・・。
こんな事をしていては、いけない・・・とは、思うのだがそれでも止められずにこの習慣が続いている・・・。
朝からこんな事をやっていては・・・と、思い直してそのまま身体を拭いて脱衣場に戻る。
途中で思いとどまったものの、胸がドキドキする・・・。
学校の制服に着替えながら私は、
「いつからこんな風になってしまったんだろう・・・」と、一人小声で呟いた・・・。
自分の脱いだパジャマと下着を洗濯機の中に入れて、バスルームを後にした。
シャワーを浴びて、リビングに戻ると、父が新聞を広げていた・・・。
「おはよう!」と、父に声を掛けて、私はエプロンをして母の手伝いを始めた。
朝食は、大体が和食になっている。オーソドックスにご飯と、お味噌汁、それに漬け物とか、魚等・・・。
私が家事の手伝いをするのは、殆ど習慣になっている。
いつの頃からかな?たまに、考えることもあるけど、家事はやっていて楽しいのでこれはこれでいいや。と、言う結論になる。
食事の用意が出来たところで、放っておけばいつまでも寝ている弟二人を起こしに行く。
兄は、仕事が遅いので、私が出かけた後に起きてくる。
ここまですると、私もそろそろ学校へ行く時間になるので、手早く朝食を食べて、歯を磨いてからまた部屋に戻る。
そして、自分の学校の支度をしてから、
「いってきま~す!!」と、玄関から叫んで家をでる。
家から歩いて5分くらいの所にバス停がある。
ここから、バスに乗って40分くらいで学校に着く。
私が通っている学校は、この辺ではそこそこ有名な私立で、昔は女子校だったけど、5年ほど前に男女共学になった。
かなり広い敷地で、入学した当時は、あまりの広さに呆れ返ったのを覚えている・・・。
5階立ての校舎2棟と、2つの体育館、そして室内プール、広いグランド・・・。
私立はお金がある。と、実感した。
生徒数は2000人強。でも3分の1は女子だ。
やはり、以前女子校だった為に女子の方が多いようだ。
同じバスで学校に向かう友達と、たわいの無い話をしながら、学校へと向かっていた。
学校に着いて、授業が始まるのを待つ。
今日の1限目は、英語。はっきり言って、私は英語はあまり得意ではない・・・。
そして、2限目は、国語。まぁ、英語よりは楽かもしれない・・・。
1、2限目はいつも通り授業が終わった。
いつものような授業風景が6限目まで続いて、いつものように家に帰るはずだった・・・。
しかし、3限目にあの事件が起こった・・・。
今後の私の人生を狂わせるには十分な、あの出来事が・・・。
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