買い物に出かけたひかるは、だが、スーパーにもよらずにぶらぶらしていた。
『本屋にでも行こうかな。』
夫の母親とはいえ、いつもいつも一緒にいるとしゃべる話題にも困ってしまう。
だから、買い物に出かけたときは、たっぷり一人きりの時間を作るのがいつものことになった。
しかし、寂しい。
学校時代の友達もそれぞれ忙しくて、たまにしか会ってくれないし。
『あの人が帰るのは今度の夏だっけ。』
正月に一度帰ってきた夫はまた赴任先に戻った。
慌しい帰郷の間に、少しだけ抱いてもらった。
だが、そのあと・・・。
ひかるは24才の熟れた女の体をもてあまし、街を歩き回っては暇をつぶすしかない毎日を送っていた。
その時だ。
ワゴン車の前で、制服らしいものを着た若い男が地図を覗きこんではまわりをきょろきょろと見ていた。
『道がわからないのかしら。』
ひかるは、暇つぶしになればと、近寄って行った。
そんなひかるを見て、若者は人懐っこい笑顔をみせた。
「あ、すいませーん。ちょっと、道がわからなくて。」
ひかるは優しい笑顔を作りながらそれに答えた。
「私で判ることでしたら・・・。」
若者は地図を差し出した。
「この場所はどう行ったらいいんでしょうか?」
ひかるはその地図を覗き込んだ。
そのとたん、ひかるの顔に何か刺激臭のする布が押し当てられた。
『きゃっ、何するの。』
ひかるはもがいて、それを振り払おうとしたが、頭を上下から押さえられて、逃げることができない。
ガラー。
ワゴン車のドアが開く音がして、誰かが降りてきた。
その人物たちに両手を押さえられたところまでは意識があったのだが・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・
ひかるが目を覚ましたとき、裸にされて、両手両足をベッドの四隅にロープで縛られていた。
「きゃああああああぁぁぁぁ」
絹を引き裂くような悲鳴がひかるの口をついて出てきた。
「おや、お目覚めのようだな。」
あの若者が近寄ってきた。
他に2人、同じような年の男がいる。
最初の若者はすこし小柄だが、髪の毛を黄色いメッシュにしている。
二人目はちょっと締まった体で、茶色い髪の毛を長く伸ばしている。
最後のは相撲取りみたいな体で、髪の毛をつるつるに添っている。
「何、あんたたちは誰?私に何する気!」
「ははははは、何って、ナニをするんだよ。」
「ひ、人を呼ぶわよ。」
「呼んでみな、この防音の壁を越えて呼べるほどの声が出せるならな。」
「・・・・・・」
そう言われて周りを見てみると、確かに壁も天井もぽつぽつと穴の開いた
板で覆われ、窓は分厚いカーテンが締められている。
「け、警察に訴えるわよ。」
「ひひひひひ、今までの人妻もそう言ったよ。
だがな、俺たちにはめられて散々よがって腰を振ったところをビデオに撮られてたら、訴える気なんかなくなったようだがな。あんたもそうなるんだよ。」
「いやああああ。」
「うるせいアマだな。まずは一発づつやって黙らせるか。」
そのメッシュの男は着ている制服を脱いだ。
日焼けしたそのたくましい体の股間からは、肉の凶器が頭をもたげていた。
そしてそのままベッドのひかるの体に覆い被さってきた。
「やめて、私、夫がいるの、だから、だから・・・かんべんしてえ。」
「判ってるよ。人の女を犯すのが良いんだ。オレたちに逆らうと、お前がオレたちに犯されたことをダンナにばらしてしまうぞ。」
「いやあ、いやああ、やめてえええ。」
ひかるは一所懸命に体をよじって貞操を守ろうとした。
だが、両手両足を縛られていては所詮そんな抵抗も空しいだけだ。
男の固くなったものが開かれたひかるの股間に押し当てられた。
ズイッ。
濡れてもいない肉の狭間を押し分けてその凶器はひかるの中に侵入してきた。
ググッ。
男の肉隗を突っ込まれたひかるの中では一つの言葉が何度も何度も響いていた。
『犯された、犯された、犯された・・・・・・・・・』
奥まで突っ込んだ男は腰を動かしてきた。
その動きに力なく頭を揺らしたひかるの目から涙がこぼれた。
『あなた、・・・・・・ごめんなさい・・・・・・。』
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