蒼月城に一室を与えられて、真由は休養していた。 初夏の花が咲き乱れた庭を、ボンヤリと眺めている。 (わたしがこんな立派なお部屋を使っていいのかしら………) この部屋は、城内で具合が悪くなった者を、休養させるために使われている部屋だという。 その部屋を小十郎が確保してくれたのである。 今回の戦さの最大の功労者は真由である、と小十郎は思っている。 その真由が、敵の手によって傷ついたのである … 続きを読む 『くノ一物語』第二章 忍び働きの巻 七、復讐
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