『宴のビーナス』(第3夜)

 さっき優子を鞭で打ち据えたのとは別の男が道具を持って現れた。  その道具は、何所の家庭にもあるような、しかしこんな状況では、決して見たくないものだった。  それは………、釘と金槌。  しかもテレパシーを使える優子は、男から伝わるイメージに戦慄した。 「や、やめて………。お願い……」  社長は楽しそうに訊く。 「なら、話してくれるかな?」  そのイヤラシイ訊き方に、優子はつい口答えしてしまう。 「 … 続きを読む 『宴のビーナス』(第3夜)