腕を吊るしていた鎖を解かれた優子は、三角木馬からも下ろされたものの、ジンジンと鈍く痛む股間を癒すこともできずに、後ろ手に手錠をかけられた。
そして社長の前に、二人の男たちに力ずくで正座をさせられた。
本当は悪態の一つもつきたかったが、まだ股間が痛くてその元気も無い。
それでも深い碧色の瞳で社長を睨みつけることだけはした。
社長はそんな優子の瞳をニコニコと見据えて言う。
「やはり痛いだけの責めでは堪(こたえ)えないようだな。しかし、辱められるのはどうかな?」
「な、何を………」
そう言いかけたところで優子は傍らの男に頭を押さえつけられて床に顔を押し付けられた。
腹部が苦しくなって、反射的にお尻を浮かせた。
浮かせたお尻に何か硬い物が当たった。
社長が、ソレを短く教える。
「浣腸だよ」
「なっ……!」と拒否の言葉を吐こうとして起こした顔を髪を掴まれて床に叩きつけられた。
「ぐっ……」と唸って体をゆすると、他の男たちにも後ろ手の腕や足を押さえつけられた。
「やっ、やめて………」と声を絞り出した時には、お尻に当てられた浣腸器の先が菊華に入れられようとしていた。
なおも暴れようとするそんな優子を社長が嗜(たしな)める。
「暴れないほうがいいぞ。ガラスの浣腸器は割れやすいからね」
優子は凍ったように体を硬直させた。
すると先端にローションか何かを塗られていたのか、浣腸器がぬるりとお尻の穴に入ってきた。
冷たい浣腸液が注入され、
「ひっ」と短い悲鳴を上げる。
しかし社長に忠告された言葉のせいで、体を硬直させたまま耐えた。
浣腸液はたいした量ではなかったようだ。
それでも優子のお腹はグギュウゥゥと音をたてて動き始めた。
「さっそく効いてきたみたいだな」と社長が訊くと、優子は押さえつけられたままの顔を僅かに上げて懇願した。
「お願い……、トイレに……」
「お願いならば、もっと丁寧に頼むものだ」
「お願い……します。トイレに……行かせて下さい」
社長は部下から煙草を受け取り、火をつけさせると一口吸いながら優子に尋ねた。
「なぜトイレに行きたいんだね?」
目で優子の頭を押さえている男を促して、手を離させた。
優子は顔を上げながらも、さすがに目を逸らして答える。
「………も、漏れてしまうから………」
「『から』?」と優子を睨みつけた。
慌てて言葉を継ぎ足す。
「………です」
だが社長はさらに尋ねる。
「何が漏れるんだね。小便はさっき漏らしただろう?」
そんなやり取りをしている間に、プッと小さなオナラと一緒に液が優子のお尻の穴から漏れ始めた。
もはや迷っている余裕は無い。
どうせ言わされるのだ。
「………ウンチが…漏れそう……なんです………」
優子は唇を噛み締めた。
「便器でしたいと言うんだな?」
「………はい……」
そう答えたものの、便器だってオマルか何かを使わされるに決まっている。
それでも床にぶちまけて恥をさらすよりはまだマシだ。
優子は続けて、
「お願いします………。便器でさせて下さい」と言った。
「よし、便器でさせてやろう」
社長の意外な返答に優子は拍子抜けして安堵した。
「え………?」
しかし、それは部下に命じた社長の次の言葉で打ち砕かれた。
「仲間の女を連れて来い」
「え!?」と優子は体を起こした。
全身傷だらけになり、もはや自力では歩くことさえもできないような状態の綾が、二人の男に抱えられて歩かされてきた。
優子と同じように後ろ手に手錠をかけられている。
そして優子のそばまで連れてこられると、床に捨てられるように寝かされた。
その綾をあごで示して社長が言う。
「その便器を使いなさい」
優子は、カッと頭に血がのぼって立ち上がった。
プピュッと液が漏れたが、気にしなかった。
「そんなことできる訳ないでしょう!」と叫んだものの、「だったら………」と言いよどむ。
「『だったら』?」
「………ここで……、するわ!」と悔しそうに目を閉じた。
だが、社長は残酷なことを言う。
「そうかい。しかし、そちらのお嬢さんは便器になりたいそうだよ」
言われた綾が社長に目を向けると、
「はい」と答えた。
「綾さん!?」
優子からは見えなかったが、優子の後ろにいた男が優子に銃を向けていたのだ。
その銃口が優子の口頭部に当てられて、優子もそのことを理解した。
すると便意の波が再び優子を襲い始めた。
「彼女はもう限界のようだよ。君が自分から強請(ねだ)らないと、彼女も遠慮してしまうんじゃないかな?」と社長は綾に語りかけた。
綾は優子に顔を向けて言う。
「優子ちゃん………、私を……便器に使って………」
「そんな………!」
そこへ社長が口をはさむ。
「便器だからウンチが食べたいのだろう?」
そう言われて綾は、社長の言葉を拾った。
「私は便器だから、遠慮しないで………。私、ウンチが食べたいの……」
「綾さん………」と優子は困惑する。
そんな二人の様子を見て、社長はますます追い討ちをかけるようなことを言う。
「言葉だけじゃダメだろう。態度で示さないと」
しかも、優子に銃口を突き付けている男が撃鉄を起こすのが分かった。
綾はノロノロと体を起こして這いずると、自分から優子のお尻の下に顔を入れた。
「優子ちゃん、ガマンしないでウンチをして。便器の私にウンチをかけて」
「ダ、ダメです………、そんな……!」
しかし優子が限界になっていることは誰の目にも明らかだ。
社長は、トドメとばかりに綾にアドバイスをした。
「虎とかは子供にウンチをさせるときには、お尻の穴を舐めてあげるそうだよ」
優子が社長を睨みつける。
その瞬間に綾の舌が優子のお尻の穴に触れた。
穴を押し広げようとするかのように舌が入ってくる。
「うっ、クッ………」と堪(こら)えようとしたが遅かった。
ブッと大きなオナラが出たかと思うと、浣腸液が噴き出して、綾の顔を襲った。
咄嗟に目を閉じた綾は、その噴き出してきた浣腸液に押されるように仰向けに倒れた。
その綾の顔めがけ、続いて出てきたウンチがブリブリブリと降り注いだ。
「便器なら口をあけて、ちゃんと受けとめなさい」と社長の声がした。
反射的に綾は口を大きく開けた。
留まることを知らないかのように、優子のウンチは断続的にお尻の穴から飛び出して綾の口に納まる訳もなく、頭から降り注いだ。
優子は立ったままウンチを漏らしながら、綾へのすまなささと、自分の惨めさに涙を流した。
「ううっ……、ううぅ」と、綾を見ることもできず、かと言って社長に顔を向けることもできずに優子は泣きつづけた。
鬼畜主義人民共和国の終身大統領。
主に女性を便器として使用し、家畜として虐待するのを好む。
趣味で、イラストや漫画の作成、短編小説を書くことも。
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