I:悪夢のはじまり
木下七海(15)は、私立清隷女学園に通う高校1年生だ。とても優しい性格で、やや人見知りで内向的ながら仲の良い友人も数人おり、イジメや不登校といった問題とは無縁。赤みがかった明るい髪(地毛)が目立つものの、学校はかなり自由な校風のため、髪に関する校則も特に無く、問題にはなっていない。成績や運動神経は中の上程度で、アニメやラノベ、動画サイトが好きなどこにでもいる「普通」な少女である。恋愛方面は疎く、告白やナンパをされた経験は少しあるものの、彼氏を作ろうと努力したことは一度もない。処女。
七海には同じ高校に通う2つ上の姉がいた。木下光希(17)。テニス部の部長で県大会2位の実力者、学園祭のミスコンで1位になったこともある学園一の有名人だ。成績も常に上位で文武両道に優れ、社交的で明るく華やかな光希は七海にとって誇りであり憧れであり、七海は光希のことが大好きだった。光希もまた七海を溺愛しており、姉妹はとても仲が良かった。日々忙しく過ごしているため恋愛にかまけている時間はなく、彼氏を作る気もない。処女。
父と母と姉と妹と。一家4人は幸せだった。
8月4日の日曜日。前日まで降り続いていた豪雨が止んで空は雲一つなく晴れ渡り、朝から気温がぐんぐん上がっていた。光希は両親とともに車でスポーツ用品店に出かけ、七海は家で一人、リビングのソファーに座ってクッキーを食べながら、録り溜めた深夜アニメを見ていた。CMに入ったので早送りしようとリモコンに手を伸ばした時、インターホンが鳴った。
玄関のドアを開けると警察官が立っていた。両親と光希が乗った車が増水した川に転落し行方不明、目下捜索中。ナンバーの目撃情報があり、登録された住所を訪問したのだという。あまりに衝撃的な話に七海は絶句し、呆然と立ち尽くした。
2分くらい経った頃だろうか。伯父の飯森則夫が血相を変えて飛び込んできた。
父とも伯父とも面識のある知人が、川の中を流されていく車を目撃しており、その車が父のものと車種も色も同じだったことから不安になり、父の携帯に電話をかけたが繋がらず、飯森に報せてきたのだという。飯森は別の車だろうと半信半疑だったが、現場へ駆けつける途中に車の有無を確認するため木下家に寄ったところ、警察の姿を見て事態の深刻さを悟ったらしい。
見知った飯森の顔を見てようやく我に帰り、泣きじゃくる七海。飯森は警察官と話した後、震えが止まらない七海の肩にそっと手を置いた。母の兄である伯父の飯森(未婚)は、40代後半で加齢臭とタバコ臭がキツく、美人な母とは似ても似つかない中年太りの冴えない男だった。七海はこの伯父が苦手で、正月に会う時もなるべく近寄らないようにしていたのだが、そんなことも忘れて飯森に縋り付き、赤ん坊のように号泣した。
それからのことを七海はあまり覚えていない。飯森や警察官と一緒に事故現場に駆けつけたが、折れ曲がったガードレールの先には荒れ狂う濁流があるのみだった。半日後、下流で車と両親の溺死体が発見されたが、光希は見つからなかった。車後部の窓ガラスが割れており、破片に付着していた少量の血液から光希のDNAが検出されたため、彼女のみ車外に出たものと見られたが、必死の捜索にも関わらず光希の消息はようとして知れなかった。
遺体安置所で最愛の両親の変わり果てた姿と対面した七海は、抜け殻のようになって自室に引きこもった。そのため葬儀等の手配は飯森が行った。七海の祖父母は父方母方ともに既に他界していたため、独り残されてしまった彼女を伯父の飯森が引き取ることになったが、七海は部屋から出てこようとはせず、当面は飯森が木下家に住んで彼女の面倒を見ることとなった。
……のだが。
事故から1週間後、葬儀の翌日、飯森の引っ越しが終わった日の夜。彼はノックもせず七海の部屋にいきなり入ってきた。と、それに続いて見知らぬ顔の男たちがゾロゾロと入ってくるではないか。しかも飯森含め全員服を着ていなかった。
男たちはあっという間に七海を羽交い締めにして下着以外の着衣を破り捨て、口に猿轡を噛ませて、後ろ手に縛ってしまう。七海は恐怖のあまり抵抗することができず、悲鳴すら上げられずにいた。飯森は、そんな彼女の股を強引に開くと、濡れていない未通の膣穴に自らの極太ペニスをいきなりねじ込んだ。
「んんんんんんんんんんーっ!!」
激痛と恐怖で絶叫する七海。
七海はこの1週間、飯森に対する認識を改めるようになっていた。七海が自室で塞ぎ込んでいる間、飯森は警察への対応・学園への連絡・葬儀の手配等を全て引き受けてくれた。七海の食事も1日3食用意してくれた(ほとんど喉を通らなかったが)。七海のことが心配だからしばらく一緒に暮らそうと言われた時には流石に戸惑ったが、家族を一度に無くした七海のことを、飯森は心から同情しているふうだったし、常に優しく誠実な態度で接してくれた。見た目と体臭はちょっとアレだけど、人を見かけで判断してはダメだということを、七海は身を以て実感していた。明日には部屋を出て、今後のことをきちんと話し合おうと思っていたのだ。それなのに……!
「っ! いぐっ! んぎ! ううっ……」
正常位で性交する飯森と七海。だがそこに正常さなど欠片もなかった。七海が見上げる先にある、これまで見たこともないほど恐ろしく歪んだ飯森の醜い顔。
その顔から発せられて七海の身体に降り注ぐ飯森の汗や唾液の飛沫。視線を下に向ければ、破瓜血の水分だけを潤滑油に飯森のペニスが七海の膣内で暴れ、破瓜血やカウパー液が周囲に飛び散っていた。そしてベッドの周りには見知らぬ男たちがいて、ニヤニヤとこちらを見下ろしている。その恐ろしく異常な光景。破瓜の瞬間こそ絶叫した七海だったが、破瓜の痛みをも上回る凄まじい激痛に襲われながらも、あまりのおぞましい状況に声を上げることすらできなかった。真っ青な顔で震えながら、ただ涙を流し、痛みを堪えることしかできなかった。
「イくぞ七海ぃっ! 孕めぇっ!!」
「!!!!」
しばらくして、飯森は実の姪の膣内に大量の精液を放つと、ようやく動きを止めてペニスを膣から抜いた。精液と血とカウパー液が混じったピンク色の液体が泡立ち、汚らしく糸を引いていた。七海は精液を中出しされたことにも気づかず、ペニスが外に出ていったことに少しだけホッとしていたのだが……
「んんっ!!?」
再び下腹部に激痛が走る。いつの間にか見知らぬ男が七海の膣にペニスを突き刺していた。そのとき七海は全てを理解した。飯森に裏切られたことを。飯森とその仲間らしき男たちにレイプされていることを。飯森の精液を腟内で受け、既に妊娠してしまったかもしれないことを。さらなるレイプによって名前も知らぬ男の子供を孕まされるかもしれないことを。助けを求めようにも、自分にはもう父も母も姉もいないのだということを……!
「んぐううううううううううううううううううううううっ!!!!」
七海は絶叫した。猿轡を噛まされていたので大声は出せなかったが、自分を犯している男を、その横で笑っている飯森を、交互に睨みつけ、喉が痛くなるのも構わず、狂ったように泣き喚いた。そしてなんとか男から逃げようと身体をくねらせて抵抗を試みる。だが七海をレイプしている男は、動揺するどころかますます興奮して、ピストンの動きを速めてきた。再び激痛に見舞われる七海。だが、飯森の精液が潤滑油になっているのか、先程のような鋭い痛みはない。でも痛い。ただ痛い。快感などあるわけがない。ひたすら痛みに耐えて泣き続けるだけの地獄のような時間。数分の後、男は当然のように七海の膣内に射精した。すると、間髪を入れずに次の男がペニスを挿入する。妊娠の恐怖に震え慄く七海をよそに。
……何時間経っただろうか。飯森と男たちは交代で七海の膣穴を散々に犯し続けた。20発以上の射精を受けて、彼女の小陰唇は真っ赤に腫れ上がり、膣口からは真っ白に泡立った精液が滔々と溢れ出していた。破瓜の証である赤色は、大量の白濁によって今や完全に塗り潰されている。七海は泣く気力も抵抗する体力も使い果たし、放心状態のままゼェゼェと荒い息を吐いていた。
そんな七海を見下ろしながら、飯森は冷たく言い放った。
「木下七海。今日からお前は俺の奴隷だ。この家も、お前の親が遺した財産も、お前自身も、全て俺のものとなる。これから毎日、俺とここにいる男たちとでお前をメス奴隷に調教し、奴隷に相応しい身体に改造してやる。楽しみにしておけ」
七森は飯森の言葉を理解することができなかった。衝撃のあまり彼女の脳は考えることをやめ、そそままストンと意識を手放した。
その夜、七海は夢を見た。愛する父と母と姉が目の前にいた。否、いた気がした。辺りは真っ暗で、いくら呼びかけても返事はない。なんの音も匂いもしない。彼女は闇の中でただ独り。檻の中でただ独り。そう、彼女は知っていた。この闇はだだっ広い空間などではなく、真っ黒な壁で囲まれた極めて狭い檻だということを。彼女は閉じ込められてしまったのだ。闇の檻に。永久に光が差し込まない悪夢という名の漆黒の牢獄に。二度と出られぬ絶望の世界に。彼女は囚われてしまったのだ。
II:調教 第1段階
周囲に男たちの気配を感じて七海は目を開けた。朝、自室。目の前には昨夜と同じく全裸の飯森と男たちが1人、2人……飯森を入れて全部で6人。昨夜と変わらぬ不気味な笑みを浮かべている。シーツは至るところシミだらけ。自分の身体にも得体の知れない液体がこびり付いて異臭を放っている。股の辺りが鈍く痛い。……悪夢は続いていた。
ふいに飯森がタブレットの画面を七海に見せた。七海は起き上がってベッドの上に座ると、タブレットを覗き込んだ。
そこに映っていたのは……姉の光希だった。膣だけでなく口や肛門でもペニスを咥えさせられ、男たちにもみくちゃにされている。優しく凛々しく生気に溢れていた彼女の顔は絶望に曇り、目には大粒の涙が光っていた。
七海は驚愕した。姉は両親とともに増水した川に車ごと転落して、姉だけは後部の窓ガラスを割ってなんとか脱出に成功したものの、さらに下流に流されたのだと思っていた。七海は、自室に引きこもってからも姉の無事を祈り続けていた。が、一方で諦めかけてもいた。車から脱出した姉は濁流に飲み込まれて溺死し、遺体は海まで流れていって今頃魚のエサになっちゃっているのかもしれない……そんなことを他人事のように考えていた。その姉が画面の向こうでレイプされている! なんで? なんで!?
姉が無事に生きていてくれて嬉しい、などという感情は一切湧かなかった。
「やめて! 今すぐっ! おねえちゃんをはなしてっ!!」
飯森に向かって叫ぶ。そして叫びながら、猛烈な勢いで考え始めた。
姉は車から脱出した後に男たちに捕まったのだろうか? でも割れた窓ガラスには姉の血が付いていた。それに脱出後も、荒れ狂う濁流の中を岸まで泳ぎきったのだとしたら、木の枝などの大量の漂流物で全身傷だらけになっていてもおかしくない。……なのに、動画の中で犯されている姉は、包帯も絆創膏も付けておらず、少なくとも表面上は無傷のように見えた。
どういうこと? もしかしておねえちゃん、そもそも車に乗ってなかった……? スポーツ用品店かその近くで拉致されて、行方不明になったように偽装された、とか? まさかお父さんとお母さんの事故も偽装? 2人を予め殺しておいて…… 溺死させておいて…… 車に乗せて、後の窓ガラスを割って、おねえちゃんの血をガラスに付けてから、車を濁流の中に放り込んだ……!? ありえない…… ありえないけど…… もし本当にそうなら…… 目の前で薄ら笑っている則夫伯父さんは ……お父さんとお母さんを殺して、おねえちゃんを誘拐した張本人……!!?
七海は青ざめた。歯がガチガチとなり、全身がワナワナと震え出す。両親を殺して、私たち姉妹をレイプして。その全てがこの人の仕組んだことだというの!!?
「許さない……」
七海は、浮かんだ疑問を飯森にぶつけることなく、ただ小声で一言つぶやいた。問い質すまでもない。こいつがお父さんとお母さんを殺して、私とおねえちゃんをこんな目に遭わせたんだ。そうだ! そうに決まってる!! 許さない!!! 絶っ対に許さない!!!!
「くくくく……!」
飯森は薄ら笑いを浮かべたまま、睨みつけてくる姪に向かって、昨日の昼までの優しく同情的だった声とはまるで別人のような、冷たく突き放すような声で話し始めた。事件の真相などには全く触れず、昨夜七海が気絶した前後に語ったこととほぼ同じ内容だったが、より具体的で、より絶望的だった。曰く、
この家は既に飯森のものとなっており、近く飯森は七海の養父となる予定である。それだけでなく、七海は飯森の性奴隷・家畜になる。あらゆる性奉仕の知識・技術を身に着けるべく、今日から毎日、朝から晩まで調教づけとなる。反抗したり、逃げ出そうとしたり、外部と連絡を取ろうとしたりすれば、姉の命の保証はない。レイプどころでなく、常軌を逸した拷問によって極限の苦痛を与えられた挙げ句に惨殺されるだろう。逆におとなしく調教を受け、姉妹ともに性奴隷になることを受け入れたなら、姉に会わせてやるだけなく、姉妹一緒に飼ってやろう。さあ、それでは今日の調教を始める。「私を調教してください、ご主人様」と言え。さもなくば今すぐ光希を八つ裂きにしてやる。
……七海は呆然としていた。先程は、生まれてこの方こんなに速く考えたことはないというくらい、猛烈な勢いで頭を回転させていたというのに、完全に思考が停止してしまっていた。伯父が怖い。目の前で薄ら笑いを浮かべている男が怖くて堪らない。両親を平然と殺したくらいだ。姉を殺すというのも嘘ではないに違いない。しかも拷問とか惨殺とか意味がわからない。怖い。逆らえない。おねえちゃんを殺されたくない! おねえちゃんに会いたい!!
……5分くらい経っただろうか。
「わ、わたしを…… 調教、してください…… ご、ご主人様……」
七海はポロポロと涙を流しながら消え入るような小声で言った。
「そうか。では奴隷の証を今から刻み込む」
「あかし…… って、えっ!?」
後ろにいた男たちがいきなりベッドに飛び乗って七海を羽交い締めにした。彼らは七海を再びベッドに押し倒すと、手足をロープで拘束して身体を大の字に固定してしまう。大事なところが全部露わになってしまい、火が出るほど恥ずかしい。
「いやっ! これいやっ!」
身体をくねらせてなんとか拘束を解こうとするが、どうにもできない。すると股の間に飯森が入ってきて、七海の性器周辺を手で撫で始めた。まさか、また昨日みたいなことをするんだろうか。証って何だろう。いやだ、こんな縛られたままで…… いやだぁっ!!
「動くな。これからお前の下腹部に刺青を入れる。動いたら変な模様になってしまうぞ?」
「い、いれ……ずみ……?」
想定外の単語が出てきて七海は一瞬ポカンとして動きを止め、すぐにその単語の意味を思い出した。え? いれずみ? それってあれでしょ? ヤクザの人とか外国のサッカー選手とかがしてるヤツでしょ? なんで? なんでそんなのを…… 待って? 確かあれって一生消えないんじゃなかったっけ……!?
「いやっ! いやっ!!」
七海が再び暴れ出す。いやだ! 一生消えない変なのを私の身体に刻み込むだなんて、そんなの絶対いやっ! 確かプールとか温泉とかにも入れなくなっちゃうんでしょっ!? そんなの絶対いやああっ!!
男たちが次々に七海の上に乗ってきて、身体を取り押さえる。動かせない。ダメ。全然動かない。一人は七海の顔の上にどかっと乗っかってきた。目の前に男の毛むくじゃらの尻の穴。いやっ! 汚いっ! 七海は咄嗟に顔を背けた。
「掘る前にまずは剃毛からだ」
「てい……もう……?」
「暴れるなよ?剃刀が当たって、大事な所がメチャクチャになるぞ」
「ひっ!!」
カミソリなんて…… 何する気? まさかアソコの毛を!? やだ! そんなんやだ!! でも暴れたら……!!!
飯森は、ヒゲ剃り用のジェルを七海の股間にたっぷりと付けて、丁寧に七海の陰毛を剃っていく。
いずれ股間周辺は永久脱毛させる予定だが、今は専用の器具がないので仕方がない。男の尻に視界を遮られている七海は、何をされているのか見ることができず、冷たい金属の感触にただただ恐怖するしかなかった。
……元々七海の陰毛は薄毛で、量も少なかったため、剃毛はあっという間に終わった。
「さて…… では掘るぞ、七海。一生消えない奴隷の証を刻み込んでやるからな」
「いやあああああああああああああああっ!!」
大声で拒絶する七海。だが身体は動かない。ピクリとも動かせない。やだ! やだ! イレズミなんてやだぁっ!!
「いたっ! 痛いっ! ひぐっ! んんっ! つっ! ぐがっ!」
……お腹が痛い。ものすごく痛い。熱い。怖い。七海は刺青の仕組みも入れ方も何も知らない。それ故に何をされているのか全くわからない。男の尻が邪魔で見ることもできない。だから余計に怖い。余計に痛い。未だかつて経験したことのない激痛。裁縫針を指に刺してしまったことが何度かあるが、あれに似ている……ようであれとも違う。なんだか細い針の束が何度も何度も突き刺さるような…… まさか…… まさかそんなことしてないよね!?
横を向いた状態で顔の上に乗っかられて首を動かせず、棚に置かれたクマのぬいぐるみを横倒しに見ながら、七海は痛みと恐怖で青ざめ、目からは大粒の涙が溢れていた。
永遠とも思える時間が経過し、ようやく男たちが七海から離れた。もう起き上がれる。……でも怖い。見るのが怖い。あんなに痛かったんだし、今もズキズキしているし、お腹は血まみれに違いない。見たくない。でも見ずにはいられない。でも見たくないっ!!
「こっちを見ろ」
股の間に座っている飯森が低い声で言う。七海は意を決して飯森の方を見る。飯森は手鏡を持っていた。そこには七海の下腹部が…… 何あれっ!!? 赤く腫れ上がった肌の上に描かれた複雑な幾何学模様。よく見たら男性のアレみたいな卑猥な形をしている。さらに模様に沿ってNANAMI、SLAVEなどのアルファベットがあしらわれていた。なに、あれ……!
「これは一生消えない。木下七海、お前は一生俺の奴隷だ」
「!!!!!!!!」
あまりのショックに七海は言葉も出ず、そのまま意識を失った。
……その日から、七海の調教が始まった。朝は自室で調教されることが多かったが、シーツがドロドロになると、姉の部屋や両親の部屋で犯された。リビングのテレビで姉の調教シーンを見ながら調教されることもしばしばだった。風呂、トイレ、廊下、階段、キッチン、ダイニング、玄関、クローゼットの中、ベランダ、中庭。ありとあらゆる場所で七海は犯され続けた。犬のように首輪を嵌めさせられ、それ以外の服を着ることは一切禁じられた。家事のためのメイド(飯森の性奴隷)も2人呼ばれたため、七海は部屋を掃除する時間すら与えられなかった。固定電話とネット回線は解約され、スマホも没収されて外部との連絡手段は絶たれた。木下家は周囲を雑木林で囲まれており、七海がどんなに大声を上げても周りに気づかれることはなかったし、ガラの悪い男たちが出入りしても怪しまれることもなかった。七海にとって家族団欒の場だった家は、今や牢獄と化していた。
調教が始まって数日の間は、膣・肛門の開発とフェラチオの特訓が中心だった。膣性交は毎日30回以上行われた。初日のような激痛は消え、日に日に快感が強くなって、調教4日目には絶頂を迎えるまでになったが、射精は毎回膣内で行われたため、七海は妊娠の恐怖に怯え続けた。
肛門の開発も調教初日から行われ、調教2日目には早くもペニスが挿入された。七海は当初こそ強い嫌悪を示したものの、こちらも次第に快感を得られるようになっていった。
口での奉仕についても、七海は当初フェラチオを拒絶し、ペニスを口の中に挿れたら噛み千切ると言って飯森を脅したが、歯を当てただけで姉を殺すと逆に脅され、結局は受け入れざるを得なかった。
やがてアナルセックスでも絶頂するようになると、尻叩き・緊縛・鞭・蝋燭などの被虐調教や、卑語・浣腸・排泄などの恥辱調教も行われるようになり、肛門の開発・拡張も引き続き行われた。
調教8日目の朝6時。男たちは自室で眠っている七海の穴にペニスをぶち込んで彼女を叩き起こす。
そのまま1時間、3つの穴を使って朝の奉仕。
朝7時、男たちはメイドが用意した朝食をダイニングで食べる一方、七海はテーブルの下で男たち全員のペニスを舐めしゃぶる。
全員分の精液を飲み終えたら褒美として朝食が与えられるが、犬用のエサ入れに入っているのは男たちが食べ残した残飯や、調理時に余った野菜の切れ端などで、しかも精液や小便がたっぷりかかっていた。七海は男たちに礼を言いながら四つん這いで手を使わずに朝食を…… 家畜用のエサを頬張る。その間も下の2穴を犯され続ける。
朝食が終わるとリビングに移動する。七海は直腸内に直接小便を流し込まれ、温泉浣腸に苦しんだ挙げ句、男たちの目の前でおまるに向かって糞尿を排泄。
続いて風呂で前夜から身体に付着しっぱなしの汚液を洗い流すが、この時も男が横で監視しており、綺麗になった七海の身体をさっそく汚しにかかる。
9時からは姉の部屋で3P・4P。13時からは両親の部屋で被虐調教。
17時からはリビングのテレビで姉の調教動画を見ながら緊縛・フィストファック・肛門拡張。
夕食は直腸に流動食(残飯等を撹拌したもの)を浣腸され、それをエサ入れに向かって排泄、手を使わずに食べて、散らかった分は舐めて綺麗にする。夕食後は風呂の中で男たちにマットプレイ奉仕。22時に自室に戻ると、再び男たちに3つの穴を犯されて、24時頃に気絶、そのまま就寝。
そんな調教生活を送るうちに8月が終わり、2学期が始まった。飯森は、友人や教師・警察に余計なことをしゃべったら、即座に姉を殺すと改めて脅した上で、七海に登校するよう命じた。両親と姉を一度に亡くした七海は精神的に極めて厳しい状況にあり、学園からも当面は無理な登校を求めないとの連絡があったのだが、飯森は七海を毎日学園に通わせることにした。 ……調教の一環として。
始業式の日、七海が教室の扉を開けると、一瞬シンと静まり返った後、友人たちを先頭に多くのクラスメイトが七海の周りに集まってきた。みな一様に七海を心配し、慰めてくれた。内気な性格ゆえに元々クラスの中では目立たない方だったが、ほとんど会話したことがないような子も、慰めと激励の言葉をかけてくれた。特に友人3人は大泣きしながら七海を抱きしめてくれた。嬉しかった。ありがたかった。皆の前で真相を全て打ち明けたいとの衝動に駆られ、「私を助けて」という言葉が喉まで出掛かる。が、その言葉が彼女の口から発せられることは、ついになかった……。
III:調教 第2段階
七海の調教は第2段階へと入った。身体の改造である。
七海の養父となった飯森は、体育の授業をしばらく見学扱いとするよう学園に願い出ており、学園側もそれを了承していた。表向きは七海に無理をさせないための配慮であったが、真の目的は、下腹部にある刺青と、尻・胸・背中等にある多数の鞭痕を隠すためであった。だが、隠すものはそれだけにとどまらなかった。
七海の乳首は、数日おきにヒアルロン酸等が注入されて次第に膨張しつつあり、しかも大きなリング状のピアスが穿たれていた。クリトリスについては、肥大化処置に加えてさらに包皮も一部切除され、勃起時以外も常時外に露出するようになった。そしてこちらにもピアスが付けられた。……さらに、七海は処女喪失の当日に受精してしまい、9月中旬に妊娠が発覚、10月に入ると軽微ながらつわりが始まっていた。
10月中旬のある朝、自室の鏡の前。
鏡に映った自分の裸体は、顔や首など服で隠れない箇所以外は全身鞭痕や痣だらけ、ピアスが穿たれた乳首は大きく膨れ上がり、下腹部だけでなく乳房にも新たな刺青が掘られていた。以前は体重計とにらめっこする毎日だったというのに、エサのせいか過度のストレスのせいか、はたまた毎日激しい“運動”をしているからか、体重は日に日に減り、今では肋骨がうっすらと見えていた。
七海は深く溜息をつくと、手にしたショーツとブラを着け始める。
だが、ショーツをグイグイ引っ張っても刺青がなかなか隠れない。ブラを付けても乳首の盛り上がりは隠せず、ピアスのせいで不自然な形になってしまう。制服を着ると乳首の部分が出っ張ってしまうので、包帯をキツめに巻いてサラシの代わりにしてみたが、今度は胸が平らになりすぎる。友人などは体型の変化に気づいてしまうかもしれない。
お腹は今のところ変化はない。自分が妊娠したなんて今でも信じられない。だってお腹……全然膨らんでないし。でも検査結果は出ているし、気持ち悪いのがどんどん酷くなってきている。メイドの人によると、これがつわりらしい。そんな学校の保健体育の時間で習ったようなことが、まだ高1の自分の身体に起きるだなんて。もう少ししたらお腹が膨らみ始めるのかな。学校はどうするんだろう。身体はどんどん痩せてってるのにお腹だけどんどん膨らんでったら、太ったって言っても信じてもらえないよね、きっと。産まれるのは来年の夏って言ってたけど…… ホントに…… ホントに産むの? 陣痛とか出産とか、すごく痛いんだよね? 怖い…… 怖いよ……!
……私に赤ちゃんができる。お母さんになる。まだ15歳なのに。お父さんは誰なんだろ……。男の子かな、女の子かな。どうやって育ててくんだろ。乳首にピアス刺さってるけど、母乳ちゃんと出るのかな…… いやだ。産みたくない。産みたくない! ……でも、ダタイ……だっけ? どうやってやるか知らないし、スマホがないから調べらんないし、保健室の先生にも相談できないし…… お母さん、私、どうしたらいいの? お父さん、おねえちゃん…… 助けて、おねえちゃんっ!!
七海は再度鏡に写った痩せた身体を見回し、次いで視線を下に向けて直接お腹を見つめた。痩せてしまったお腹。これから膨らんでいくであろうお腹。身体は痩せてお腹だけ膨らんで。身体の栄養分を赤ちゃんに全部吸い取られたら、私はどうなっちゃうんだろう……。
鏡の前で10分、20分。服を着たり脱いだりお腹をさすったりしながらあれこれ考えているうちに、七海の目は涙で溢れ、啜り泣きが止まらなくなった。こんな身体になってしまったことが、誰が父親かもわからない子を身籠ってしまったことが、それを隠そうと必死になっている自分が、誰にも相談できないことが、そして大好きだった両親と姉がいなくなってしまったことが、悲しくて悲しくて仕方なかった。
急に吐き気を催したので、涙をぬぐってトイレに向かうと、トイレの中に男がいた。七海は制服を着たまま吐き気を我慢して、排尿直後のペニスを口に含んで朝の奉仕を始めるのだった……。
七海の部屋やトイレは複数のカメラで常時撮影されており、飯森はメイドに朝の処理をさせながら、姪の着替えやトイレフェラ、その後の肛門性交の様子をニヤニヤと眺めていた。
つわりが徐々に重くなってきている。時期的に最初のレイプで妊娠したのだろう。危険日まで待った甲斐があったというものだ。とある理由により、飯森以外の男たちは全員パイプカット済みである。まだDNA検査は行っていないので確定ではないが、七海の腹の中にいるのは飯森の子で間違いないだろう。
それにしても、なんて可愛らしい泣き顔なんだ……。鏡の前のあの表情! たまらない! もっと泣かせたい。もっと悲しませたい。もっともっと絶望の淵へと追い込みたい……! ドス黒い欲望が飯森の身体を駆け巡り、肉棒へと集まっていく。飯森の興奮を察知したのか、メイドが舌の動きをさらに速めた。
とその時、飯森の脳裏に或るアイディアが浮かんだ。あまりに悪辣なそのアイディア。だが、これを実行したら、七海はどんな顔をするだろう。どんな声で泣くだろう。ああ、想像するだけで堪らない。ダメだ、出る! ……モニターの中で七海が肛門に精を受けたと同時に、飯森もメイドの口内に欲望をぶち撒けた。これまでにないくらい大量の精液がメイドの喉を直撃し、メイドが堪らず咳き込む。
だが、飯森はメイド、否、使い終わったオナホールのことなどまるで眼中になかった。先程思いついたアイディアを如何に実行していくか。彼の頭の中にあったのはそのことだけだった。冷静さを取り戻した頭をフル回転させて、彼は綿密な計画を練り始めた。
次の日から、七海は学園内で巨大な肛門栓を常時装着して過ごすよう命じられた。その肛門栓はストッパーがなく、完全な円筒形であった。つまり気を緩めたら外に出てきてしまうのだ。そのため常時括約筋を締めておかねばならない。妊娠の発覚以降、七海は肛門性交の頻度が上がっており、括約筋を鍛えて締まりを良くするのが栓装着の目的であった。……表向きは。
それから10日ほど経った。その日は10月下旬だというのに気温が30度近くに達し、教室にはエアコンが入り、窓は閉め切った状態だった。昼休みが終わった5時間目、教室の一角に異臭が漂い始めた。生徒たちは当初、誰かがオナラをしたのだろうと訝しんだ。だが、オナラなら臭いはすぐに消えるはず。なのに臭いは一向になくならない。それにこの臭いはオナラというより…… まさか誰かがうんちを漏らしたのだろうか? それとも下水管の故障? 次第にざわつき始める生徒たち。舌打ちをしたり、下敷きをうちわ代わりにして扇いだり、かばんの中からマスクを取り出す生徒もいた。
その中心で、七海は顔を真っ赤にして震えていた。まただ。円筒型でストッパーもない肛門栓を伝って、うんちが漏れ出てきてしまったのだ。これまでも家で何回かあったが、よりによって授業中に漏れちゃうだなんて……! 今すぐトイレにいって栓を抜き、お尻を洗いたい。でも私がいなくなって臭いがしなくなったら、うんちを漏らしたのが私だってことがバレちゃうかも……! そんなの絶対イヤ!!
授業が終わるまであと24分。七海は羞恥に身を焦がしながら、臭いの元が自分であると特定されないよう、ひたすら祈り続けるしかなかった。本人は気づいていなかったが、この時七海の女性器は、糞尿ではない液体で僅かに湿っていた……
そんなことが何度かあった11月中旬の朝、登校した七海は机の中にメモ書きを発見した。そこには「くさいんだよ!出ていけウンコ女!」と書かれていた。ついに臭いの元を特定されてしまったのだ。七海が家族を失った経緯は皆が知っており、表立ってイジメが始まったわけではないようだが、あれだけ悪臭を撒き散らしていれば当然なのかもしれなかった。硬直する七海を周囲は冷たい目で見ていた。
それでも飯森の命令である以上、学園に行かざるをえない。けれども姉を人質に取られている以上、皆に事情を話すわけにもいかない。七海はひたすら沈黙し、耐え続けた。肛門拡張の進行に伴って糞便が漏れる頻度も高まり、それと比例してメモ書きの内容もエスカレート。当初は1種類だった筆跡は次第に増えていった。表立ってのイジメはなかったが水面下では加速度的に進行し、クラス内のグループL○NEも、当初こそ「かわいそう」「病気かも」といった擁護意見があったものの、次第に七海に対する罵声で溢れかえるようになった。仲の良かった友人たちも七海から離れていき、七海はクラス内で孤立した。
一方で、木下家での調教は順調に進んでいた。特に最近、七海は学園で溜まったストレスをセックスで発散させたいのか、自分から腰を振って貪欲に快楽を求めるようになっていた。そして、快楽を与えてくれる主人たちへの依存心が無意識のうちに七海の中に芽生え、少しずつ大きくなっていった。
11月下旬の雨の日、七海は腹の調子が悪く、下痢気味だった。1時間目の国語の授業が始まってすぐ、これまで以上に強烈な悪臭が閉め切った教室内に漂い始める。生徒たちは我慢の限界を迎え、授業中にもかかわらず七海に罵声を浴びせ始めた。
特に七海の隣に座る仁科陽葵が、立ち上がって大声を上げた。
「ああっ! もう耐えらんないっ! クサいのよウンコ女! いい加減にしてよっ!!」
担任で国語教諭の佐渡彩音が異変に気づき、七海を保健室に連れて行こうとしたが、肛門栓の発覚を恐れた七海は保健室に行くことを固辞し、そのまま学園を早退した。
学園から電話で事の顛末を聞いた飯森は、内心ほくそ笑んだ。この3ヶ月、七海の身体の改造を進めながら、それを隠したまま彼女を登校させ続けたのは、全て恥辱調教の一環だった。七海の乳首は、今ではブラジャーで隠すのが困難なほど膨れ上がっていたが、飯森はサイズの大きいブラを新たに買うことを禁じた。筒状の肛門栓を装着させてオムツも履かせず、軟便が外に漏れ出しやすい環境をわざと作った。全ては七海に限界まで恥をかかせるため。七海の居場所を奪い、飯森への依存度を高めさせるため。七海が羞恥に悶える姿を隠し撮りして愉しむため。……そして、あのアイディアのため。
「七海は恥ずかしがって教えてくれなかったのですが、どうやら事故以来、時々粗相を……大きい方を漏らしてしまうようになったようです。家では食事の時以外あまり顔を合わせることがなく、会話も少なかったので、そのことに気づけませんでした。男の私には相談できなかったんでしょう。生徒の皆さんに長い間ご迷惑をお掛けしてしまったようで大変申し訳ありませんでした。七海本人と話し合ったところ、もう二度と学園には行けないと強く主張しました。そこで、学園を退学し、医者に通いながらしばらく静養しようということになりました。事故のことも含め、もう少し精神が安定してきたら通信制の高校に入り直すことを、七海と相談しながら考えたいと思います」……などともっともらしいことを言って、飯森は電話を切った。あのアイディアの実現に向かって、七海の調教を次のステップへ進める時がいよいよやって来たのだ。
この後3週間、飯森は次なる計画の準備を行う傍ら、七海をひたすら折檻した。
糞便を漏らしてクラスメイトに不快な思いをさせた罪・飯森の許可を得ずに勝手に早退した罪・退学手続き等で飯森の手を煩わせた罪。その他理不尽極まりない理由によって、これまで以上に過酷な調教が行われた。
鼻にも穴が開けられ、まるで家畜か何かのように金属製のピアスが通された。
特に肛門については、糞便を漏らさないようこれまでよりさらに巨大な筒状栓の装着が義務付けられた。だが、それでも漏れ出てくる糞便。しかも栓の大きさに比例して、漏れ出てくる糞便の量もさらに増えた。飯森は、漏れ出てきた分は七海自身の口で処理するよう命じた。つまり糞を食べろと。
これまで七海が食べてきた夕食は、肛門に浣腸された流動食であったが、七海の肛門は日に何度も浣腸され、また、度重なるアナルセックスによって直腸には糞便よりも精液が溜まっている状況だったため、食糞の経験はほとんどなかった(流動食に少量混ざることは何度もあったが)。七海は泣きながら飯森に許しを請うたが、無駄だと悟ると意を決して汚物を口に入れた。
強烈な味と臭い。痙攣しそうになるほどの激しい吐き気。だが飯森は、吐いたら男たちの糞便も食べさせるぞ、とっとと飲み込めと命じてくる。七海は大粒の涙を流しながら、こみあげてくる胃液をなんとか押し留めて、糞便を飲み込んだ。この日以来、食糞調教は毎日行われるようになった。
そして3週間後、飯森が七海の処女を散らしてから4ヶ月少し経った12月18日。七海をこの世から抹消するための手続きが全て終わった日。あのアイディアを実行する日。飯森は七海を裸のままキャリーケースに詰め込むと、そのままケースを車のトランクに放り込み、某県某市の郊外へと車を走らせた。七海にとって、最愛の家族との思い出の場所であり、ここ数ヶ月は調教のための牢獄と化していた木下家。だが、七海がここへ戻ることは二度となかった……。
この記事の続きは、『鬼畜主義人民共和国』の国民にのみ公開されています。
国籍申請のご案内