「私は本当に馬鹿な女です」1

私は本当に馬鹿な女です。地獄の様な日々が続き、病気になり、二十歳の時から十五年間ご調教していただいた恐いご主人様から、わずか半年間でしたけど優しいご主人様へ譲り渡され、病気の為、優しいご主人様(今後はW様と呼びます)からせっかく解放していただいたのに、また元の地獄の生活へ・・・・。いえ、前以上の地獄かも知れないのに・・・・。やはり私にはマゾ奴隷として、ご主人様の玩具、生き人形としてしか生きられないのでしょうか。
 それは突然でした。その日私は仕事が休みで家にいました。朝八時頃携帯に電話があり、たまたまトイレに行っていたので出られませんでした。着信を見ると見覚えのある番号、恐いご主人様(今後はご主人様かK様と呼びます)からでした。突然の事で驚きました。それにもう私とは関係ないのに、何だろう?、不安な気持ちでいると又携帯が鳴りました。ご主人様からです。私は考えた末出ませんでした。それから5~6回掛かって来ましたが出ませんでした。無視したほうが良いと思ったからです。すると「サリー」と母の呼ぶ声、母が二階の私の部屋の前まで来て「サリー、電話よ。Kさんと言う人から」えっ!・・・そうかK様は私の家の電話番号知っていたんだ。私の家族も家族の職場も全部知ってるんだった。「サリー、早く出なさい。待ってらっしゃるわよ。」母はそう言うと一階に下りていきました。
 私は受話器を取り「あのぉ…….もしもし……」「サリーか!!」明らかに怒っています。「はい。サリーです……。」「何故電話に出ない!!」「ナメとんのかコラ!!」怒鳴り声です。「ご免なさい….」「そんなつもりじゃ……」「そんなつもり?どんなつもりだ!!」「あのぅ….ご免なさい…..」「もういい!お前お得意の[ご免なさい、ご免なさい、お許しください]震えた声で涙しながら結局は濡らしてんだろ」「…………..」私は返事が出来ませんでした。「ん!どうした?図星だな!」ご主人様の言う通りでした。たったこれだけで濡れてしまってました。「何故電話に出ないのか言いなさい」「俺が本気で怒らないうちに言うんだ!」「はい…..あのぅ……ご主人様がW様に私を譲渡されまして、それで……W様が私を解放してくださいまして…..」「解放?何故だ?」「あのぅ…..私が病気で可哀想……だから……..」「病気?お前俺との時から病気って言ってたな!同じ病気か?」「はい。」「馬鹿やろう!」「あんなのが病気に入るか!!」「それにだ、どんなに病気になっても、生きてる限りお前は奴隷なんだよ!!」「目が見えなくて耳が聞こえなくて両手両足が無くても、穴がありゃ生き人形として飼えるんだよ!!」「……………………….」「お前は玩具だろ!玩具が病気なんて聞いたことねえぞ!!」「Wが手放したら俺の元へ帰るのが当然だろ!!」「分かったか!!」「……..でも……….」「何がでもだ!これからお前ん家にいって家族の前で素っ裸にひん剥いてヒイヒイ言わせたろか!!」「……………………………………………….」「分かったな!」「…..は…い….」「今日は休みだな!」「はい….。」「火曜と土、日か仕事だな」「は….い….。」「何故知ってるんですか?」「そんな事はいい!俺は何でも知ってんだ!」「は….い……。」「今度の土、日と来週の火曜日、休め!」「えっ……..でも仕事だから…….」「まだ分からんのか!俺の言う事は絶対だ!」「俺に玩具にされることと仕事とどっちが大切だと思ってるんだ!」「俺がお前の職場に電話しようか!」「どうなんだ!!」「はっ…はい!」「今から○○駅前の○○公園の公衆便所の前まで来い!」「すぐに来い!着いたら電話しろ!いいな!」「は…い…」「それから来週の火曜まで帰らないと家族に言うとけ!」「……………………..」「奴隷らしくして来いよ、いいな!」そう言うと電話が切れました。私はどうしたらいいのかパニックになりかけましたが行くことにしました。ご主人様が恐い、それもあるかも知れませんが、やはり私が望んでいるのかもしれないと思ったからです。
 公園に着いたのは十時少し過ぎでした。公園は周りがぐるりと木に囲まれていて外からは意識して覗き込まないと分からないようになっていました。平日の午前中だからなのか人もまばらで駅からすぐなのに一つ路地を入るとこんなに人が少なくなるのかとおもいました。長方形の公園の角に公衆便所があります。古いコンクリートの造りで男女別々ですが和式でした。入り口には高いブロックの塀が建っていて外からは見えないようになっていました。私はその塀の外側に立ってご主人様に電話しました。
                                                                                    つづく