「ふぁあああ・・・」
少女はベッドの中で大きなあくびをして起きあがった。
夏の太陽の光が少女の部屋の中にも差し込んで来ていた。
少女の名前は「木乃下つばき」。
高校1年生の16歳だ。
「わあっ。もうすぐお昼じゃない。ちょっと寝過ぎちゃった!」
本棚の上に動物の人形達と一緒に置いてある目覚まし時計の時間を見て、つばきは驚いた声を上げた。
そしてもう一度両手を上に突き上げて、大きなあくびをした。
「いくら夏休み中だとは言え、朝方までインターネットのチャットをしていると、いけないわね」
つばきは机の上のノートパソコンを見ながら、自分の頭を軽くたたいた。
つばきはこのところ、ある秘密のHPのチャットに夢中になっていたのだ。
今日だってチャットを終えてベッドに入ったのは、外で小鳥のさえずりがしている時だった。
つばきはベッドの中から飛び起きる。
Tシャツとパンティだけの姿だ。
つばきはパジャマを着る代わりに、いつもこの姿で寝ている。
Tシャツを脱ぐ。
鏡にパンティだけを身につけた自分の姿が写る。
それをしばらく見ていたつばきは、急に恥ずかしくなり、下着を入れた引き出しを開けて、パンティとおそろいのブラジャーを身につける。
薄いピンクの半袖ブラウスを着て、水色のミニスカートをはく。
靴下は家の中だし穿かないことにした。
セミロングの髪の毛をブラシで直し、顔を洗うために自分の部屋を出た。
「ぷふぁぁぁ。つめたい・・・」
洗った顔をタオルで拭きながら窓越しに外を見る。
夏の太陽がサンサンと降り注ぐ外は、もうかなりの温度を記録している事だろう。
つばきの家にはエアコンが装備されているので、快適な温度が室内に提供されている。
つばきはリビングルームに行く。
父の友彦、母のリサコ、兄の昭彦の全員がいた。
「もうお昼だけど・・・おはようー」
つばきの挨拶に、みんながつばきの方に顔を向ける。
その中で母親が心配そうな顔をしていたのを、つばきは気が付かなかった。
つばきは、何か書かれた紙を見ている父親の横にすわった。
「お父さん、何見てるの?」
つばきの問い掛けに父は「電話会社からの請求書だよ」と、請求書から目を離す事なく答えた。
「ふうん。・・・お母さんジュースでもちょうだい」
つばきがそう言った時「つばき・・・電話代の事だが・・・」と、父親が話しだした。
「えへ・・・ちょっと使いすぎたかな? 今度から気を付けるから・・・」
やっぱし、あのHPでのチャットはつなぎ過ぎか・・・と、心の中で思い、笑いながら父親の顔を見た。
「うっ!!!」
つばきは一瞬息を呑み込んだ。
父親は,今まで見たことのない怒りに満ちた目でつばきを睨み返していた。
「ちょっと・・・だと」
つばきの顔から笑顔が消える。
「見せてっ!」
つばきは請求書を見て思わず自分の目を疑った。
「う・・・うそっ!」
電話会社からの請求書には「木乃下つばき(性別・女)・電話使用料金・・・200,000円」と、記入されていた。
「ど、どういうこと・・・私こんなに使っていないよっ・・・お父さん信じてっ!」
いくら朝方までチャットをやっているからって、20万円の請求は信じられなかった。
請求書の持つ手が小さく振るえる。
「間違いじゃないさ。つばき、請求書の注意書きを読んで見ろ」
向側に座っていた兄の昭彦が口を開いた。
急いで言われた注意書きに目を通す。
そこには「男性は普通使用料金。但し女性は男性の100倍の使用料金を請求いたします」と書かれていた。
「な・・・なにこれ・・・?」
つばきは小さく呟く。
突然父親の両手がつばきのブラウスの襟首をむんずと掴んだ。
「いったい20万円分もどこにつないだのだ!」
「チャットに・・・」
つばきはうつむいて呟く。
「どこのチャットだ? どんな内容のチャットだ? 責任者に抗議をしてやる!」
父親がそう言うのを聞いて、つばきは答える言葉を飲み込んだ。
つばきは、この秘密のHP内のチャットでアダルト的な事や会話を楽しんでいたから、それを親に知られるのがいやだったからだ。
その上入会する時、このHPの事は絶対に公表しないとHPの責任者と約束をしていたという事もあった。
つばきの沈黙は段々と彼女の立場を危ういものへと導いて行ったことを、つばき自身まだ気が付いていなかった。
「20万円ていっても・・・100倍の使用料金だから・・・」
つばきが唇をちょっと尖らせ呟いた時、父親が声を荒げて怒鳴った。
「今まで普通に育ててやったのに何か恨みでもあるのかっ?。つばき!」
「おとうさん、奴隷のつばきにパソコンなんか買ってやるからこうなるんですよ」昭彦が言う。
「え・・・な、なに・・・普通に育てる?・・・奴隷のつばき?・・・いったい何を言っているの?」
つばきは何が何だかわからなくなり、とにかく助けを求めようと母親の方に顔を向けた。
「!!」
先程まで長椅子のソファーに昭彦と座っていた母親のリサコは、今は命令を待っている奴隷のように床の上に正座しうつむいて座っている。
「お母さん! どうしたの? 助けてぇ!」
つばきはたまらず叫ぶ。
「お父さんとお兄ちゃん、おかしいよぉぉ!」
バシィィィーンッ!!!
父友彦のびんたを頬に受けたつばきはドッと床に倒れ込む。
「まだ自分の立場が分かっていないようですね。つばき、請求書の会社名をよく見てみろ」
昭彦の言葉に頬を押さえて倒れていたつばきは請求書を手に取る。
見る・・・また自分の目を疑う・・・。
そこには「KTT・鬼畜主義人民共和国電信電話公社」と、書かれていた。
「そ・・・そんなはずがない・・・そんなはずが・・・私は日本人で・・・日本に住んでいて・・・」
クラクラとする頭の中で考える事が出来たのはそこまでであった。
バシィィーン! パシィィーン!
今度は往復びんたがつばきの頬を打つ!。
再び床に倒れるつばき。
倒れた拍子にテーブルの上にあった今日の新聞が床に落ちる。
その新聞には今日の日付と共に「鬼畜主義人民共和国・陵辱新聞」と、大きく新聞名が印刷されていた。
つばきは今はっきりと分かった・・・日本だと思って暮らしてきたこの国・・・いや、この場所が日本ではないことを・・・。
そして、当然の事ながら・・・私は日本人ではないことも・・・もしかすると・・・もっと立場の悪い人間・・・いや、生き物なのかも・・・。
その答えはすぐにきた。
「犬は人間と一緒に暮らしていると、自分が犬であることを忘れるって言うよ」
「そうか、奴隷のつばきも普通に育てすぎたって事だな・・・今日からは奴隷本来の姿に調教してやろう」
息子昭彦の言葉に父友彦が頷いた。
「きゃぁぁぁっ」
つばきの悲鳴と同時に滑車が動き、つばきの両手を縛ったロープが天井へと上がっていく。
両の足首は長いパイプによって、開いた状態で縄を掛けられる。
逆Y字の姿となる。
つばきと父友彦達は家の秘密の地下室の中にいた。
こんな部屋が有ったなんて、つばきは今の今までまるっきり知らなかった。
コンクリートが剥き出しになった壁・床・そして天井。
壁からは奴隷をつないでおくための鉄の首輪や手枷が鎖によって垂れ下がっていた。
天井からは何本ものフックの付いた鎖が滑車から下へと垂れ下がっている。
そして部屋のすみには数点の器具が置いてある。
以前本で見た事のある、中世の魔女狩りや江戸時代に使われた拷問の道具だ。
三角木馬、十露盤に重い石、棘を一面に取り付けたベッド・・・。
壁にはいろいろな大きさや太さの張り型とバイブレーターが掛けてある。
鞭も数本掛けてある。
もしかするとここにあるいくつかが、つばきの身体に実際に使われる事になるのではないかと思うと、背筋に冷たい汗が流れる。
つばきの目がそれらを凝視する。
「何だ、つばきあの拷問器具を使って欲しいのか?」
父友彦が器具をチラッと見て言った。
「えーん。ごめんなさいっ。どうか許してぇぇぇ」
つばきは無駄だと思ったが泣いて許しを請うた。
「あーん。何でも言うことを聞きますからぁぁ。お手伝いもしますからぁ。お掃除もお洗濯もちゃんとしますからぁぁ。ゆるしてぇぇ」
つばきはポロポロと涙を流しながら訴える。
「お父さん、市役所のHPが画面に出たよ」
テーブルに置いてあるノートパソコンを操作していた兄の昭彦が、父親を呼んだ。
あのパソコンは、今日の朝方までつばきが使っていた物だ。
二人は何やら話をしながらパソコンを操作していたが、「よし」と言うとパソコンをつばきの前に持って来た。
「見ろ。市役所の奴隷登録申請の画面だ。ここにお前の名前を打ち込んで申請ボタンをクリックする。・・・つばき、おまえにはもう分かるな?」
父の冷酷な言葉と共に画面に「オンライン奴隷登録申請受理されました。・・・木乃下つばき・・・右の者、牝犬奴隷として国籍・戸籍・高校在籍記録・その他すべての記録に登録されました・・・」の文字が浮かび上がった。
「いやあぁぁぁぁっ!」
それが牝犬奴隷・つばきの最初の声であった。
「さあ。これからは心おきなく奴隷調教をしてやる」
兄の・・・いや今はもと兄となった昭彦がつばきの髪の毛を掴むと、もと父親以上の冷酷な言葉を浴びせかけた。
そして右手に持った大きなハサミを見せる。
「な、何をする気なの? お兄ちゃん・・・ひっ!」
ハサミの先がつばきの頬に当てられる。
「もう兄妹じゃないんだ。これからは昭彦様と呼ぶんだ。分かったな」
つばきはワナワナと震えながらコクンと頷いた。
ジョキ、ジョキ、ジョキ。
ブラウスの前を解剖するように上から下へと切っていく。
次に後ろも同じようにして切っていく。
横も・・・。
スカートも下ろすのではなくハサミで切り裂いていく昭彦。
つばきは目をつぶり唇を噛みしめて堪えていた。
ブラジャーとパンティだけの姿になったつばきを昭彦は見つめていたが、胸の所にハサミを持っていくとひと思いにブラジャーを切る。
左右のカップが弾け、まだそれほど大きく育っていないつばきの乳房をあらわにする。
「う・・・」と、つばきは小さく声を発し縛られている両手のこぶしに力をこめる。
昭彦は、つばきの乳房に手をはわせる。
円を描くようにゆっくりと揉みほぐす。
次に舌で乳首を転がす。3度4度と・・・。
昭彦の男根はズボンの中で大きく育っていた。
昭彦は段々と息使いが荒くなっていく。
しかし、つばきは上下に手足を強く引っぱられているせいか、昭彦の胸への愛撫はただ痛いだけであった。
だが口に出して抗議を言う訳にはいかない・・・どんな仕打ちをされるか分からないからだ。
つばきは、この時が早く過ぎ去ってくれる事を願いながら堪えるしかなかった。
そんなつばきを知ってか知らずか、離れた所でソファに座って見ていた父友彦が昭彦に声を掛けた。
「おい。下のパンティはそのままか?」
父の言葉で我に帰った昭彦はつばきの身体から離れた。
つばきはホッとした瞬間、股間にゾッとするモノを感じた。
目を下に移したつばきは息を飲んだ。
昭彦の握るハサミの先端が、つばきのパンティ越しにヴァギナの周辺をなぞっていた。
「大声を立てたり、身体を動かしたりしたら、お前のマンコの穴をグサリだからな」
恐怖でひきつった目をしているつばきに、笑いを押し殺した声で昭彦が話す。
「お前も、処女喪失の最初の相手がハサミじゃ、泣くに泣けないだろ。くくく・・・」
つばきは目をつぶり唇を噛む。
そうしないと、きっと恐怖で叫び声を上げてしまいそうだったからだ。
ハサミの先端がヴァギナの周辺を移動する度に、つばきの背中には恐怖の悪寒が何度も走り抜けた。
不意にハサミの動きが止まったかと思った瞬間、ジョキンという音と共につばきの身体を隠していた最後の小さな生地が足下に落ちた。
つばきは生まれたままの姿となってしまった。
つばきの裸体に、二人の男性の視線が集中しているのが痛いほど感じる。
しゃがみ込んでいる昭彦の目の前には、ちょうど良い具合につばきの若草のような薄い陰毛と、それにそっと隠れたまだ汚れのないヴァギナがあった。
つばきは、身体の中で人に見せることのない所をこのような形とはいえ、隠しようのない状態で男性の前にさらし続けなくてはならないと思うと、恥ずかしさで全身がカァーと赤く火照ってくるのが分かった。
昭彦の手が陰毛の毛を撫でる。
つばきは「ひっ」と息を呑み無意識に腰を引っ込めようとしたが、つり下げられている身体はピクリとも動かない。
しばらく昭彦の手はつばきの陰毛とヴァギナを弄ぶかのごとく撫で回し続ける。
時々指がヴァギナのクレバスの中へと入ってきて、ラビアを刺激し、クリトリスをまさぐる。
つばきはその都度「くっ!」と、食いしばった歯の奥から切ない声を漏らし身体をそらした。
その姿が昭彦のサディスチックな心の炎をより大きく燃やし出させていた。
つばきの身体は昭彦の責めにより快感という信号を全身の神経に発進し始めた。
「は・・・は、は、は・・・は・・・あぁぁ・・・」
つばきの口からは、苦痛に耐える声から快感を感じてきている喘ぎの声にへと変わってきていた。
「あ、あ、あ・・・ん・・・はぁ・・・ん」
ニチャ。
昭彦の指先につばきのヴァギナの奥から溢れ出した淫液がヌルッと絡み付く。
昭彦は口元をわずかに歪めヴァギナへの責めを尚も続ける。
「ひぁ、あん・・・ん・・・い、い・・・あ・・・ぁぁん」
ニュチュ、ニュチュ、ニュチュ・・・。
「あ・・・あん・・・あん・・・あ・・・う・・・ん」
ニュチャ、ンチャ、ニュチャ、ンチュ・・・。
「あああ、ああぁぁ・・・あん・・・ん、ん、う、ん・・・は・・・ぁ、は、は・・・ひ、ひ、ひ・・・あう、あ・・・う・・・ひゃ、ひゃ、ぁ」
ズニュ、ズニュ、ズニャ、ズニュ。
「あ、あ、あ、う・・・あ、う、あう、あう、あう・・・だ、だ・・・だめぇ!」
つばきが昭彦の指による強制的な絶頂を迎えさせられそうになった時、指の動きがスッと止まった。
そして昭彦の指は陰毛の毛を数本掴むと、一気に下へと引っぱった。
ブチッ!。
股間から陰毛が引き抜かれた音がした。
「ぎゃあああああっ」
つばきの口から洩れていた喘ぎの声が、一瞬にして悲鳴に変わる。
一時的にせよ心地よい世界から、瞬時にして地獄の現実へと引き戻される。
涙を溜めた目を開くと、前にはイヤラシイ笑い顔の昭彦がいた。
つばきの顔がワナワナと震え、歯がガチガチと音を鳴らす。
「つばき、奴隷の分際で許しもなく勝手にエクスタシーを感じるとはどういうつもりだ・・・?」
ブチッ。
「ぎゃぁぁぁっ」つばきの陰毛がまた引き抜かれる。
ブチッ。ブチッ。ブチッ。
「きゃぁぁっ」「ぎゃぁぁぁっ」「いっぎゃぁぁぁ!」
つばきの股間からは二、三十本もの陰毛が引き抜かれた。
その引き抜かれた後の皮膚からは血が滲んでいて痛々しかった。
「も、もう、ゆるして・・・ご、ご、め、ん、な・・・さい。あやまり・・・ますから・・・ごめんなさい。ごめんなさい」
陰毛の引き抜きが相当答えたのか、つばきは泣きながら昭彦に謝り続けた。
「つばき、お前はもう奴隷なんだよ。わかったか? どうなんだ?」
昭彦はつばきの髪の毛を掴んで揺すりながら言った。
「どうなんだっと、聞いてるんだっ」
昭彦の大声が地下室に響く。
「はいっ。私は、つばきは友彦様と昭彦様の奴隷ですっ」
泣いていたつばきは、昭彦の大声に脅えついに屈辱的な言葉を口にする。
「どんな奴隷だ?」昭彦が聞く。
「め・・・牝犬・・・奴隷です」
つばきが小さな声で答える。
「もう一度聞く。俺達はお前の何だ?」
昭彦は再度つばきに屈辱的な言葉を要求した。
「ご・・・ご主人・・・様です」
つばきはそこまで言うと、がくっと首を落とした。
涙が止めどもなく溢れてくる。
最初の時の恐怖や辛さの涙じゃない。
自ら人間であったことを否定する言葉を言ったことへの悲しさだった。
しかしもう引き返せない・・・。
つばきは泣き続けた。
昭彦は父友彦の方に振り向く。
「昭彦。牝犬奴隷となった証に、つばきの陰毛を剃毛してしまえ」
父の言葉に頷いた昭彦は、取り出した大きなローソクに火を点けると、つばきの股間にまだ残っている陰毛へと近づけていった。
「ここでの剃毛とは、ローソクの火で焼く事なんだよ」
昭彦はそう説明をする。
程無くして、陰毛の焼ける臭いとつばきの悲鳴とが部屋中にこだました。
つばきの悲鳴を聞きながらソファーに座っている友彦のもとに、長いケースを両手に持った奴隷のリサコが歩み寄り、跪いてケースを捧げ出す。
リサコは黒いレースのブラジャーとパンティを身に付け、脚の網ストッキングはガーターベルトでとめられていた。
首にはもちろん犬の首輪がはめられている。
この姿が、リサコがここで調教や拷問を受ける時の姿のようであった。
リサコは陰毛を焼かれ悲鳴を上げているつばきを見る。
ローソクの炎に、もうかなりの陰毛が焼かれていた。
今わずかに残っていた陰毛にローソクの火が燃え移りパッと燃えだした。
その瞬間、つばきの悲鳴も一段と高くなった。
リサコは、つばきのそんな姿をうっとりとした表情で見ていた。
友彦は、長いケースから取り出した乗馬用の鞭を、両手に握って軽くしならせながらリサコに話し掛けた。
「お前の陰毛が生えそろったら、又たっぷりと時間を掛けて陰毛焼きをしてやるからな。それまでまってろ」
「はい。その時はよろしくお願いいたします。ご主人様」
リサコは床に土下座をして答えた。
「その前に・・・。この鞭でつばきが牝犬奴隷となったことを、心身に深く刻み付けてやらんとな」
陰毛焼きの責めを受け、気を失ってがっくりとした姿で吊り下げられているつばきを見つつ、友彦はそうつぶやいた。
夏の暑い日差しを受け、郵便配達人がオートバイでやって来る。
「木乃下さん郵便・・・ん、!?」
彼は郵便物を塀に取り付けられているポストに入れようとした時、一人の全裸姿の少女が膝を抱えてうずくまっているのを目にした。
彼は近づいてみる。
少女の首には首輪がはめられ、そこから伸びた鎖は塀の突起に錠によって固定されていた。
塀には一枚の紙が張ってありこう書いてあった。
「牝犬奴隷のオナニーを見せます。1回100円。なお、ザーメン処理と小便用便所としての使用はサービスです。」
彼の気配を感じて少女が顔を上げる。
生気のない瞳で彼を見上げたその顔はつばきであった。
つばきには男性達が放出した小便や精液が、顔と言わず、髪の毛と言わず、乳房と言わず、背中と言わず、鞭の跡が残る身体全体にべっとりと付いていた。
精液の白い液体は、カサカサに乾いているのもあれば、まだ水分が残っていてプーンと臭いを発しているのもあった。
それに混じって小便のアンモニヤ臭も臭いを発していた。
「鬼畜主義人民共和国・郵便局」の名札を胸に付けている彼は、ニヤリと口元をゆがめる。
彼はポケットから100円硬貨を取り出すと、つばきの横に置いてある小さな箱に放り込んだ。
チャリーン。
50個目の100円硬貨の音がした。
つばきはその音を聞くと、ゆっくりと両脚を開き無毛となったヴァギナを彼の目にさらした。
ヴァギナの口から、先程の男性が出した精液の残りが流れ出てくる。
昨日まで処女であったつばきの身体は、友彦と昭彦の手によってヴァギナ
アナル、そして可愛い口がすっかりと女に作り替えられていた。
つばきは左の指でヴァギナの左右の縁を限界まで横に開く。
その中へ右手の指を入れてゆく。
ニュチュ、ニュチュ、ニュチュ。
中で中指と薬指の二本が交互に動き始める。
ニュチュ、ニュチュ、ニチャ。
表情がなかったつばきの顔に薄く赤味がもどる。
精液で汚されている口から「あ・・・あう・・・あ・・・ん、う、う・・・あん」と喘ぎの声が洩れ出す。
ニャチャ、ニャチャ、ニャチャ・・・。
二本の指がうごめくヴァギナの奥からは、刺激によって女としての液が涌き出し、開いている口から溢れてきた。
ズニュ、ズニュ、ズニュ、ズニャ。
「あん、あん、あ・・・ん・・あう・・・あう、ん・・・ひゃ、あん」
ズニャ、ズニャ、ズニャ、ヌチュ、ヌチュ・・・。
見ている彼の股間が大きく膨れ上がりズボンの前を強く押し出す。
ズニュ、ズニュ、ジュニュ。
「は、あ、・・・あ、は・・ぁぁぁ、ん、ん、あ、ん・・・」
ニュプ、ニュプ、ニュプ・・・ジュプッ。
つばきは、ただひたすら指をヴァギナの中で這わせ続ける。
友彦から命令された請求書の20万円分の電話料金を貯めるのには、あと何日、何週間・・・いや、何ヶ月かかるのか考えもつかない。
しかしたとえ貯まったところで、つばきには以前のような平穏で楽しく希望のある生活がもはや存在しないということが、彼女のその姿に現れていた。
それでもつばきは、ヴァギナの中の指をひたすら這わせ続ける。
ジュニュ、ジュニュ、ジュニュ、ニュウジュ、ニュウジュ・・・と。
当サークルは、変態紳士と変態淑女の性的な欲求不満を解消するために、活動しています。