木野まこと『バーベキュー』

 ………先輩。
 これが、最後の手紙になってしまうんですね……。
 怖いけど……、でも先輩が望むことですから、いえ、先輩が喜んでくれると思うと、私も嬉しいです。
 これで私は先輩と一緒になれるんですね。
 先輩の奴隷としてペットとして便器として奉仕させてもらえて、私は本当に幸せでした。
 そして、これから私を食べていただけるなんて………。
 どこから食べていただけるのか、考えるだけで先輩に可愛がっていただいたアソコ……いえ、オマンコが疼いて濡れてきてしまいます。
 今もこうしてお別れの手紙を書きながら、片手がオッパイやオマンコを触っています。
 私としては、やっぱりこのオッパイが美味しいんじゃないかって思います。大きすぎて、コンプレックスがあったけど、先輩に揉んでもらってる時は、本当にそのまま乳首ごと噛み切ってもらいたいとも思いましたから。
 それと、お願いがあります。
 私としては鍋にしてもらえる方が良かったんですけど、やはりキャンプと言うことでバーベーキューとのことですので、どうか直火で直接焼かないで下さい。
 黒焦げになった姿を先輩には見られたくありません。
 遠火の強火でゆっくりと炙って下さい。お願いします。
 先輩の血となり、肉となっていつまでも一緒にいられることを祈って………。
 かしこ。

先輩の牝奴隷 木野まこと


「………だってよ(笑)」
「うらやましよ、お前(笑)」
「もったいなかったんじゃないか(苦笑)」
 まことの手紙を回し読みした3人の少年たちは、まことが“先輩”と慕っていた男子を見た。
 お腹もいっぱいになって、テントの中で懐中電灯を囲みながら、少年たちは初めての体験にまだ興奮気味だった。
 “先輩”と言われた男子は、さもどうでもいいという素振りでトランプを手にした。
「いいんだよ。どーせ飽きてきてたんだから」
 配られるカードを受け取りながら少年たちは訊く。
「でも、中学から慕ってきてわざわざ同じ高校に入学してきたんだろ? しかも、なんでも言うことを聞く奴隷に調教してさ」
「そうそう、俺たちまでセックスの相手してもらってさ」
「放課後なんて、本当に人間便器だったもんな、彼女」
 カードを配り終えると、「だからさ」と答えた。
「俺の命令なら何でも聞いて、人間以下のゴミみたいになったからな。そろそろ捨て時だったのさ」
 それを聞いた少年たちは口々に勝手なことを言いながら、まことのことを思い起こしていた。
「彼女、お前にキャンプに連れてきてもらえるって喜んでたんだろうなぁ」
「料理の準備も張り切ってたもんなぁ」
「『あれ? お肉は?』なんて言っちゃってさ」
「『肉は君だよ』っていった瞬間のビックリした表情ったらなかったぜ」
「それでもお前が『まことのことを食べたいんだ』って言ったら、すぐに『はい』って答えたもんなぁ。体は震えてたけどさ」
「それでこの手紙だろ。本当にお前のこと好きだったんたぜ」
 “先輩”は、煩わしそうに「分かってるよ」と答えてゲームを始めようとした。
 そして、ふと手を止めて言葉を継ぎ足した。
「……バカな女だよ。『血となり、肉となっていつまでも一緒に』なんて言ったって、明日にはウンコになって出ちまうのにさ。」
 少年たちは、ギャハハハハハハハと下品に笑った。
「そりゃそうだよなぁ(笑)」
「食べカスなんて、まさに生ゴミだったよな(笑)」
「そうそう、骨だけになっちゃったら女かどうかも分からなくなっちゃったよな。美味しかったけど(笑)」
「でもあれだけ覚悟を決めたのに、いざ切り刻んだらギャーギャーうるさかったよな(笑)」
「そりゃそうだよ、痛いんだから(笑)」
「俺なんか首を鉈で切り落とすところ見てたら、イッちまいそうだったよ(苦笑)」
 それを聞いて“先輩”はニヤリと笑う。
「明日のトイレ掘るところだけどさ、今日あいつを埋めたところにしてやろうか」
 少年たちは「え?」と顔を上げて彼を怪訝そうに見た。
 すると楽しそうに“先輩”は答えた。
「一生の思い出を作ってくれたからな。死体の上にウンコをしてやろうと思ってさ。その方が、あいつも寂しくないだろうからな」

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