スカトロプレイが好きなマゾ女の志織(仮名)のお話です。
とあるリアルスカトロ好きのマゾ女性(Aさん)とのコラボ作品でして、ヒロイン志織のセリフはAさんに書いてもらいました。Aさんが実際にやられてみたいスカプレイをCGで再現したり、Aさんが出した本物の下痢ウンコの写真をフォトショで合成してテクスチャ化したりと、色々リアリティを追求しています。(Aさん、実際にスカは好きだけど鞭は苦手だそうです。)
……作品のテーマは、現実と妄想の交錯です。
現実世界のSMプレイって、互いのリスペクトの上に成立していると思うんですよね。でないと、単なる暴行・虐待(=犯罪行為)になってしまいますので。サドとマゾは表裏一体でもあるので、サド男は、マゾ女の立場になってやられたいことを汲み取り、やり過ぎないように注意しながらマゾ女に「奉仕」する。マゾ女は、サド男が与えてくれる特殊快楽を堪能しつつ、サド男に感謝し「奉仕」する。互いが互いを奉仕し合うのがSMプレイなんじゃないかと思います。
志織はそういう常識的な範囲でのSMプレイを望んでいて、自らのハードスカ性癖を満たしてくれるご主人様にのめり込んでいる一方、苦痛系のプレイは苦手なので、やって欲しくないと思っています。互いにリスペクトし、配慮し合いながら互いのサド願望・マゾ願望を満たすのがSMプレイなのだから、NG行為を強制するのはやめて欲しいと。一方で、彼に依存していて、別れたくなくて、苦痛を強要してくるご主人様を拒絶しきれず、思い悩んでいます。
他方、ご主人様の方は、サド男がマゾ女に配慮し、奉仕されつつも奉仕するような「SMプレイ」は、所詮お遊びであって「本物のSM」ではないと考えています。奴隷契約を交わした以上、主人と奴隷の関係は絶対であり、奴隷が主人に文句を言う権利は一切ない。苦手だろうが何だろうが、主人が行うことを奴隷は無抵抗で受け入れ、快感を得るようにならねばならない。それがマゾ奴隷というものだと。
2人の想いはすれ違ったまま、SM行為はどんどん過激化していきます。それは果たして「調教」なのか「暴行」なのか。主人が求める「本物のSM」と、志織が求める「SMプレイ」は、同じものなのか、それとも……??
現実と妄想が交錯する世界をお楽しみください~(^-^)/
