昔から、「馬鹿と正義の味方は高いところに立ちたがる」ってことで(笑)
いや、「馬鹿と煙は高いところに行きたがる」だった気もしますが。
Pixivの規約変更は、カード会社からの圧力らしいですね。
どうも一部の日本人ユーザーと海外ユーザーが、実写をレタッチした画像を投稿するだけでなく販売していたのが問題のようです。
公表された新たな規約内容について、「表現が曖昧」なのが「分かりにくい」という批判があるようですが、私は「表現の自由を守るために頑張ってるな」と評価しています。
私自身、『鬼畜主義人民共和国』というサイトを運営している身としては、「規約の表現を曖昧にしておきたい」という意図が良く分かります。
下手に明文化してしまうと、少しでも抵触しそうなことについて、外部からはもちろん会員からも「アイツは違反している!」というタレコミが相次いで、取り締まりを強化しなければならなくなるのです。
某ネズミスタジオが著作権に厳しいのも、自社のコンテンツを守るという以外に、ロイヤリティーを支払っている側から「コッチは規約を守ってるのに、なんで無許可のを野放しにしてるんだ!」と突き上げを喰うからという側面があります。
規約を曖昧にして、運営側の一存に任せるというのは一見すると「恣意的」に運営されることを危惧してしまいますが、まさにその「恣意的」に運営できるのが肝要なところ。
批判が強まれば「取り締まりを強化」して、ほとぼりが冷めたら少しずつ緩和して、また批判が強まったら「取締を強化」するという、“柔軟な運用”が可能となります。
日本の法律においても、“猥褻”の範囲が「曖昧で分かりにくい」という批判が成されることがありますが、明確でないからこそ自由を確保できるのです。
一度明文化されてしまうと、それを変更するのは非常に難しくなります。
という訳で、自身の作品が規約に引っかかるのではないかと戦々恐々としている反面、運営側が違反の範囲をあえて分かりにくくしていることに対しては敬意を表したいと思います。
もし違反が指摘される作品があったら、それらは『鬼畜主義人民共和国』でのみ公開していく予定です。
この記事の続きは、『鬼畜主義人民共和国』の国民にのみ公開されています。
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